ピレリ
ピレリは、ロータスとフェラーリがタイヤで不公平なアドバンテージを受けているとの推測を一蹴した。

2013年タイヤはデグラーデーションが高いクルマで知られているが、ロータス E21がタイヤに優しいのは、ピレリが使用しているテストカーがロータスの前身チームであるルノーで設計されたR30であることが起因しているとの見方がある。

「我々はどこかのチームがアドバンテージを得ることがないようにテストデータに基づいてあらゆる手を尽くしている」とピレリのモータースポーツディレクターを務めるポール・ヘンベリーはコメント。

ポール・ヘンベリーは、テストカーを提供する案をライバルチームが拒絶したと述べた。

「我々の方から、交代でタイヤをテストすればいいとまで提案したのに、誰もそうのような案を気に入らなかったようだ」

「だから、彼らは今さら不満を言えるような立場ではない」

またポール・ヘンベリーは、フェラーリが、フェルナンド・アロンソと同じスペイン人でピレリのテストドライバーを務めるハイメ・アルグエルスアリを通じてアドバンテージを得ているとの突飛な理論も笑い飛ばした。

「ハイメとフェルナンドは話すらしないという説を聞いている」とポール・ヘンベリーは笑った。

「そもそも、誰かの意見をデザインに取り入れるのがそれほど簡単なことだと思うかい?」

「大変難しいことだ。もしそこから何かを得られたとしても、ごくわずかなものでしかないだろう」

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カテゴリー: F1 / ピレリ