ロバート・クビサ
ロバート・クビサが、2013年にピレリのF1テストドライバーを務める可能性があることをピレリのモータースポーツ・ダイレクターを務めるポール・ヘンベリーが明かした。

現在、ピレリのテストドライバーを務めるハイメ・アルグエルスアリは、フォース・インディアでのF1復帰が噂されており、潜在的にテストドライバーの座が空席になる。

今月レース復帰したロバート・クビサだが、負傷した右手はまだF1マシンを走らせるにはまだ十分に回復していないことを本人も認めている。

だが、ポール・ヘンベリーは、ロバート・クビサの準備が整えば、チャンスを与えるつもりであることを認めた。

ピレリが、F1タイヤ開発用に使用しているマシンは、ロバート・クビサが2年前にレースをしていたルノー R30であり、もう一年同じマシンを使う場合はクビサの起用は意味をなしてくる。

「F1よりもむしろラリーに置いての方がロバートと働くことがありそうだが、様子をみてみるつもりだ」

「しばらくロバートと話をしていなし、我々は彼を必要とするかもしれないいくつかのプロジェクトに取り組んでいる。その可能性は十分にある」

「現時点では彼にそれができるかはわからない。しかし、体力的に回復することがあれば、彼はそれができる人間だ。我々と1年仕事をすれば、2014年に復帰するための良い状況に彼を置けるかもしれない。彼がそうすることができれば、素晴らしいだろう」

「我々は、F1へドライバーを手助けするレベルの成功を続けたい。ピレリのテスト契約は、F1ドライブの次に世界で最高のドライブでなければならない」

ポール・ヘンベリーは、2014年にF1の技術規約が大きく変更になることから、ルノーに代えて最新のマシンを確保することに時間をかけることはほとんど意味はないと述べた。

「おそらく意味はないだろう。2014年のために来年テストをする場合、それは異なる挑戦だ。クルマはそれには関係ない。なので、ルノーの2012年マシンを大幅に改良することになるだろう」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ピレリ / ロバート・クビサ