ピエール・ガスリー F1日本GPで“金継ぎ”ヘルメット披露 日本文化へ敬意
ピエール・ガスリー(アルピーヌ)は2026年F1日本GPに向け、日本の伝統文化「金継ぎ」に着想を得た特別ヘルメットを公開した。これまでの青基調から一転し、白をベースに青と金の“ひび割れ”をあしらった印象的なデザインとなっている。

鈴鹿では各チーム・ドライバーが日本仕様の特別デザインを投入する中、ガスリーのヘルメットは文化的背景を色濃く反映した仕上がりとして注目を集めている。

“不完全さを受け入れる美”を体現したデザイン
今回のデザインは、日本の伝統技法「金継ぎ」をテーマにしている。割れた陶器を金で修復し、その傷を隠すのではなく価値として際立たせる思想が特徴だ。

ガスリーはSNSで次のように説明している。

「今年のヘルメットには、日本の文化を取り入れたいと思った。日本は僕にとって特別な国で、とても敬意を持っている」

「金継ぎは“不完全さを受け入れる”日本の芸術だ。壊れたものを金で修復することで、傷を隠すのではなく価値として強調する。それは回復や強さ、そして困難から生まれる美しさを象徴している」

日本との深い縁を持つガスリー
ガスリーにとって日本は特別な場所だ。GP2タイトル獲得後の2017年、レッドブルの判断でスーパーフォーミュラに参戦し、日本で1シーズンを過ごした経験を持つ。

その年はシーズン途中でF1デビューを果たしながらも参戦を継続し、最終的にはわずか0.5ポイント差でタイトルを逃した。最終戦鈴鹿が台風で中止となる中での僅差決着だった。

ピエール・ガスリー F1 日本GP

中国GPの手応えを鈴鹿へ
今季はメルボルンで苦戦したものの、上海では6位に入りパフォーマンス向上を示したガスリー。鈴鹿ではその流れを維持し、さらなるポイント獲得を狙う。

「中国では週末を通して戦えていたし、正直もっと上を狙えたと思っている。ポテンシャルはあったし、状況が揃えばさらに良い結果も可能だった」

「それでも多くのことを学べたし、今後に向けて大きな収穫だった」

「良い週末だったのにやり残した感覚があるのは、むしろ前向きなサインだと思う。この流れを日本でも続けたい」

「日本は本当に好きな国だし、2017年にレースをした特別な場所でもある。いつも通りグランプリ前には東京で過ごす予定で、世界でもお気に入りの都市のひとつだ」

「新しいマシンでの鈴鹿はとても興味深いと思う。このサーキットは高速で流れるようなレイアウトで独特な難しさがある。すぐにリズムに乗って、また良い週末にしてポイントを積み重ねたい」




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カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー / F1日本GP / アルピーヌF1チーム