ピエール・ガスリー、アルピーヌF1チーム移籍で年俸は3倍増との報道
ピエール・ガスリーは、アルピーヌF1チームに移籍することにより、年俸が1500万ユーロ(約21億円)まで上昇し、F1グリッドの高給取りの1人になると報じられている。

フランスのスポーツ ビジネス ウェブサイト Sportune のレポートによると、ピエール・ガスリーはアルピーヌF1チームと2023年と2024年の2年契約で、推定1500万ユーロの年俸が得られる可能性があるとしている。これは現在のフェルナンド アロンソに次ぐ4番目に高い金額となる。

当初、ピエール・ガスリーは、アルピーヌF1チームのフェルナンド・アロンソの後任として14人のドライバー候補だった。アルファタウリは、2023年にガスリーをリリースするためには強力な後任ドライバーを獲得することを条件としていた。

当初、アルファタウリはインディカードライバーのコルトン・ハータを獲得しようとしていたが、FIA(国際自動車連盟)はF1スーパーライセンスを付与しないことを決定。ちょうとどのタイミングで、ニック・デ・フリースはF1イタリアGPでアレックス・アルボンの代役として9位入賞を果たす活躍を見せ、契約をヘルムート・マルコに納得させた。

レッドブルは、姉妹チームのアルファタウリのドライバーへの給与を抑えており、ピエール・ガスリーは500万ドル(約7億円)、角田裕毅は全ドライバーで最も低い75万どドル(約1億1000万円)とされていた。

しかし、Sportuneのレポートによると、セルジオ・ペレスがレッドブルとの契約を更新した後、アルファタウリとのピエール・ガスリーの契約は2023年に最大1,000万ユーロまで上昇していたと主張している。

これらの数字が正しいことが証明されれば、ピエール・ガスリーは最も稼ぐF1ドライバーのリストを急上昇させ、来年のアルファタウリ契約をめぐるうわさの数字を考えると、彼のマネジメントはアルピーヌF1チームに移籍するためにもっと多くを求めたと考えても納得がいく。

アルピーヌF1チームは、ピエール・ガスリーの契約解除金として1000万ユーロ(約14億円)を支払ったとされているが、フェルナンド・アロンソに2000万ドル(約29億円)を支払っていたことを考えると、それらの金額を支払う余裕があること明らかだ。

レッドブルからアルファタウリに戻ってからのピエール・ガスリーのパフォーマンスは、彼が最初にレッドブルに昇格したときよりも間違いなく高いレベルに上昇。アルファタウリでチームリーダーとしての権威を証明し、レースで勝利を収めまた。そして今、彼が前進できることを示すためにファクトリーチームでチャンスを与えられた。

報告された数字が正しければ、ピエール・ガスリーはアルピーヌF1チームの期待に応えなければならないが、キャリアの中で次のステップアップの準備ができているように見える段階にある。

ピエール・ガスリーはレッドブルとの9年間のチャプターを締めくくり、とてもエキサイティングなチャプターを始めようとしている。僕は一人でプロとしての人生を歩み、アルピーヌでこの新しい冒険を始める」とコメント。

「チームがブダペスト(昨年)で(アルピーヌとして)最初の勝利を収め、シーズンごとに進歩を遂げているのを見て、それは正しいと感じている。僕の野心と目標を一致させるための正しいステップのように感じている。とても興奮している」

「これが非常に成功するパートナーシップになると確信している」

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カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー / アルピーヌF1チーム