ピエール・ガスリー 「ホンダがF1から撤退するのは悲しい」 / アルファタウリ・ホンダ F1アイフェルGP プレビュー
アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが、2020年のF1世界選手権 第11戦 F1アイフェルGPへの意気込みとともに、先日F1撤退を発表したホンダへの思いを語った。

ピエール・ガスリーは、GP2タイトルを獲得した翌年の2017年に日本でスーパーフォーミュラに参戦してホンダとの仕事をスタート。2018年にトロロッソと組んだホンダF1の初年度からドライバーを務めており、レッドブルのF1ドライバーのなかでは最もホンダとの付き合いが長い。

そして、2019年のF1ブラジルGPでは2位表彰台、2020年のF1イタリアGPでは優勝と、ホンダのF1エンジンで勝利と表彰台を獲得している。

「まず最初に過去4年間にわたって経験を共有してきたホンダがF1を離れることを悲しく思っていると認めなければならない。ホンダの人々は僕のキャリアにおいて重要な役割を果たしてきたし、いつも彼らと仕事をすることを本当の楽しんできた。でも、僕たちはまだ来年の終わりまで一緒にいるので、それまでにもっとたくさんの勝利を収めるために戦えることを願っている。そして、ホンダがチャンピオンシップタイトルを争えるポジションにいることを願っている」とピエール・ガスリーは語る。

「ドイツに目を向けると、僕たちはロシアでパフォーマンスが良かったことを分かってニュルブルクリンクに向かう。僕にとって日曜日のレース自体はうまくいかなかったとしてもね。僕たちは順調に予選を進め、不利に働いた部分もあったけど、Q3に進出することができた。Q2では摩耗したソフトタイヤでスタートしなければならず、早めにストップして2回目のスティントでトラフィックに出くわした。それでも、特にクリーンエアで走行しているときは良いペースを示していた。バーチャルセーフティカーでは少しギャンブルをしたけど、成果を挙げなかった。7位は可能だったかもしれないけど、いくつか良い戦いができた」

「ニュルブルクリンクで最後にレースをしたのは2014年のフォーミュラ・ルノー3.5だったと思う。本当に良いトラックだと思う。リズムに乗ることができる低速と中速のコーナーが本当にうまくミックスされたかなりテクニカルなトラックだ。1コーナーは下り坂のブレーキングがあって注意が必要だ。要約すると、面白いし、正しくまとめるのが簡単ではないラップだ。寒くなるみたいだけど、あの場所でそれは驚くことではない。プラクティスでガレージでマシンに座って出ていくのを待っているときを除けば問題ではない。そのときは寒さを感じ始める。でも、タイヤにとっては別の話だ。温度を上げるのが難しくなる。雨のレースはあまりなかったので、雨が降ってくれるといいね。オーバーテイクは簡単ではないので、予選をうまくやることが重要だし、僕たちの誰も長い間ニュルブルクリンクに行っていなかったので、できる限り早く適切なセットアップの妥協点を見つけられるようにフリープラクティスで多くの作業を行う必要がある。全員がにとって素晴らしいチャレンジになるだろう」

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カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー / ホンダF1 / F1ドイツGP / スクーデリア・アルファタウリ