ピエール・ガスリー 「レース、競争、スピードを恋しく思っていた」 / アルファタウリ・ホンダF1 オーストリアGPプレビュー
アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが、2020年のF1世界選手権の新たな開幕戦となるオーストリアGPに先立ち、新型コロナウイルスによるロックダウン期間中をどのように過ごしてきたか、そして、レースへの意気込みについて語った。

3月のF1オーストラリアGPの中止が決定した後、ピエール・ガスリーは当初から計画していたドバイへの飛んだ。そこで新型コロナウイルスのパンデミックによるロックダウンを経験し、約2か月間ドバイに滞在した。

ドバイでの“合宿”を経てフィジカル的には“人生で最高の状態”と語るピエール・ガスリーが、シーズン開幕までの日々を振り返るとともに、レースへの意気込みを語った。

「オーストラリアがキャンセルになった後、僕はドバイに向かった。元々、第2戦のためにバーレーンに移動する前にそこに立ち寄る計画だったんだ。状況がどう変化するかを確認するために2~日くらいかかると思っていた。そうしたら、イタリアの空港が閉鎖してしまい、帰ることができなくなった。飛行機に戻ってフランスに戻って家族を危険に晒すのも嫌だった。それで、トレーナーと一緒にドバイに留まることに決めた。事実上、僕たちは2か月の合宿をした。ドバイの制限はヨーロッパとほぼ同じで、アパートメントの外に出るときにはマスクと手袋を着用する必要があった」

「結局、フランスに戻ったのは5月中旬になってからだった。ほとんど人けのないドバイ空港は奇妙な経験だったし、フランスへの直行便がないので、フランクフルト経由で行かなければならなかった。すべてが遅れて、電車に乗り遅れてしまい、帰宅するまで7時間運転することになってしまったよ! 彼らと一緒に時間を過ごすのは楽しかった。通常であれば、シーズンを通してあまり会えないからね。レースや飛行機移動からこんなにも長く休憩をとったことはなかった。通常なら数日おきに空港にいるからね。1つの場所で2か月過ごしたのはたぶん10歳のとき以来かもしれない」

「ドライでは60日間のうち58日間はトレーニングをしていたので、フィジカル的には人生でベストな状態だし、本当に改善されている。何人かの友人とオンラインで遊んだり、イタリア語を上達させることを決心して、オンラインでレッスンを受けたりしていた。あとは船舶の免許を取得したり、リアルなカートを走らせたり、ゴルフをしたりしていた。ヨーロッパに帰国してからもカートは続けていたし、バーチャルのF1とル・マンのレースにも参加した。楽しかったし、時間を埋めることができたね。チームとも連絡を取り続けていたし、毎週僕のエンジニアやフランツ(トスト/チーム代表)と話をしていた」

「そして、ようやくフィルミングデーにイモラで再び本物のF1カーをドライブすることができた。最初は2018年マシン、そのあと今年のマシンを走らせた。素晴らしかったね。特にイモラはお気に入りのトラックのひとつだしね。とてもハッピーだった。レース、アドレナリン、競争、スピードを恋しく思っていたし、再びスタートできるのは最高だ。ほぼ毎週レースがあるので本当に忙しくなるし、今はとてもエキサイティングな時間だ。最初の数戦にファンがいないのは残念だけど、できるだけ早く、そして、安全にシーズンをスタートさせることが重要だったと感じている。今後数か月ですべたが開放されることを願っている。すべての安全要件が満たされていると信じている。健康に関連するあらゆる種類のルールが整備されていて、人々がどのように動き回り、人々とどのように話をすることができるかについてかなり多くの制限がある。簡単なことではないし、僕たちは必要な予防措置をすべて講じていく。ドライバーとしては、少なくともマシンに乗っているときはすべてがノーマルだと思う。物事がより複雑なのはマシンの外のことだ」

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