F1 ピエール・ガスリー マックス・フェルスタッペン
レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、チームメイトのマックス・フェルスタッペンのセットアップを使用することで自ら開幕9戦での不振からの脱却を求められている。

ピエール・ガスリーは、チームメイトのマックス・フェルスタッペンのパフォーマンスにまったく匹敵できておらず、フェルスタッペンが優勝したF1オーストリアGPではその差はさらに浮き彫りとなった。

レッドブル・ホンダは、ピエール・ガスリーの苦情に応え、シャシーの徹底的なチェックを完了した、しかし、問題が見つからなかったことで、ヘルムート・マルコはピエール・ガスリーにもはや言い訳はなく、改善しなければならないと警告している。

ヘルムート・マルコは「ガスリーはまだ我々の期待に応えていない。現在、我々は彼の手助けをしようとしている」とコメント。

「我々は多くのことを変更し、彼に適応し、助けている。だが、今後ガスリーは結果を出さなければならない」


「彼は常にクルマ、シャシーのミスを探してきた。我々はそれをチェックしたが、そこには何もなかった」

「ベストな方法で彼をサポートするというのが現在の我々の立場だ。彼は今、スタートからマックスのセットアップを得ている。マックスの方が経験があり、より経験豊富なエンジニアリングチームもいるからだ」

「彼は与えられたセットアップないで仕事をして、ドライビングスタイルを合わせることを許されている。だが、そこから劇的に動かすことはできない。以前、彼は多くのことを実験し、両極端なこともしてきた」

レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「本当に彼がする必要があることは、開幕9戦で起こったことから章を変えることだけだ」とコメント。

「良いレースもあれば、期待外れなレースもあった。とにかくリセットすることだ。データに集中しづぎず、完璧を求めすぎず、とにかくクルマを運転することだ。チームメイトのことは無視してね」

「携帯の電源を切り、ソーシャルメディアを見ずに、とにかく運転する。それが私のアドバイスだ」

「ちょっとした自信を見つけ始め、自分の走りができるようになれば、すぐに立ち上がるスイッチが入るだろう。彼は非常に自信をもったドライバーだからね」

ヘルムート・マルコは、プレシーズンテストでマシンを2度クラッシュさせたことでピエール・ガスリーの問題が発生し始めたと考えているが、レースでトラフィックに引っかかっていないときは良いペースを発揮しており、より一貫性のある結果を出すことが必要だと語る。

「バルセロナでの2回のクラッシュで、最初から失敗した。そこからの彼はもう不安定だった」

「彼がフリーエアにいるときはいつも良いラップタイムを出している。だが、全体的なパッケージが正しくない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー / レッドブル・レーシング / ホンダF1