F1 ピエール・ガスリー レッドブル・ホンダ
レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、F1バルセロナテスト2の初日に事実上のトップタイムを記録する生産的なスタートを切ったが、ライバルはまだ手の内を隠している可能性が高いため“興奮しすぎてはいけない”と語る。

レッドブル・ホンダの初日の走行を担当したピエール・ガスリーは、ホンダのF1エンジンを搭載するRB15で136周を走行し、2番手タイムとなる1分17秒715をマークした。

午前と午後のセッションの大部分でトップに立っていたピエール・ガスリーだが、終了間際にランド・ノリス(マクラーレン)に0.006秒上回られて2番手に後退。しかし、マクラーレンはガスリーより1段階柔らかいC4タイヤを装着しており、軽い燃料でパフォーマンスラップを敢行したと考えられている。

「僕たちはとにかく自分たちのことに集中しているし、組み立ててきたプログラムを実行しようとしている。これまでのところ順調に進んでいる」と語るピエール・ガスリーは、レッドブル・ホンダがまだパフォーマンスを次の段階へ推し進めようとはしていないと認める。

「僕たちはすべての計画を消化することができたし、多くの周回数を走り込むことができた。それはエンジンにとってもクルマにとっても良いことだ」

「僕たちに優れたポテンシャルがあることはわかっているけど、現時点で他のが何をしているのかはわからない」

「僕たちは少し苦労していると思っているエリアを改善しようとしている。大まかなアイデアはあると思っている。とにかく集中して仕事を進めていく必要がある」

「僕たちは一日ごとに少しずつプッシュしようとしている。それでも僕たちはまだ全開ではプッシュしていない」

ピエール・ガスリーは、プレシーズンテスト開始以降のレッドブル・レーシングの進捗状況を語るとともに、RB15のパフォーマンスを段階的に拡大していくという戦略をとっていることを強調した。

「先週は本当に生産的な週だった。そして、多くの周回するを重ねて2週目をスタートできたことは明らかにポジティブだ。でも、とにかく僕たちは仕事をしていく必要がある」とピエール・ガスリーはコメント。

「メルボルンはかなり早くやってくると思うし。僕たちにはまだ3日間のテストがある。今後数日間で、パッケージについてもう少し詳しく学んで、パフォーマンスを引き出せることを願っている」

「エンジンにはまだパフォーマンスが残っていると思う・・・とにかく僕たちは毎日少しずつプッシュしようとしている」

「まだあと3日間のテストがあるので、もっとパフォーマンスは上がっていくと思う。現時点では、クルマの走行距離を延ばしてパッケージのより詳細を学ぼうとしているところけど、これまでのところ非常に満足している」

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カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー