F1 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ
トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1ロシアGPのオープニングラップで、飛んできたパーツの破片がヘイローを通り抜けてヘルメットのバイザーに直撃していたことを明らかにした。

ピエール・ガスリーによると、スタートで前に出たダニエル・リカルド(レッドブル)から飛んできたパーツの破片がヘルメットに当たり、マシンのコックピット内に落ちたと言う。

「ダニエルが失ったカーボンの破片だと思うけど、それが僕のバイザーに直撃したんだ。本当に恐ろしかったね」とピエール・ガスリーはレース後にリポーターに語った。

「バイザーを突き抜けて目に直撃すると思ったよ。最終的にはバイザーに当たってコックピットに入った。ターン4でそのカーボンの破片を獲って、コックピットから投げなければならなかった」

「それが飛んできて、バイザーに当たるまでコンマ5秒くらいだった。ダニエルと接触してどっかから飛んできたウイングレットかもしれない。でも、それが僕の方に向かってきて、右目のところに当たった」

「最初に飛んでくるのが見えたときはバイザーを貫通すると思った。最終的にバイザーに本当に強く当たって、コクピットに落ちた」

パーツの破片はどのようにヘイローを通り抜けてきたのかと質問されたピエール・ガスリーは「下を潜った。あとで見てみるつもりだ。かなり恐ろしかった」と語った。

ピエール・ガスリーは、F1バイザーの強度を称賛したが、実際にヒットしたのが低速コーナーだったのも幸いだったと述べた。

「バイザーはかなり強いようだけど、改善し続けて、可能な限り強くする必要があるかもしれない」とピエール・ガスリーはコメント。

「スピードも衝撃に影響する。あの時はターン2を立ち上がったところだったので、それほど速くはなかった。300km/hで走っているときほど衝撃が大きくなかったのは幸いだったかもしれない」

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カテゴリー: F1 / ピエール・ガスリー