ヴィタリー・ペトロフ
ヴィタリー・ペトロフは、R31が今シーズンどれくらいの競争力があるかを知るには、より信頼性のあるテスト走行距離が必要だと述べた。

先週のヘレステスト3日目にはニック・ハイドフェルドが、ロータス・ルノーGP R31で最速タイムを記録しており、高速コーナーのスピードトラップではレッドブルに匹敵するスピードをみせているが、同時にチームは信頼性トラブルにも苦しんでおり、期待したほどの走行距離を走り込めていない。

ロータス・ルノーGPは、バルセロナテスト初日にも再びKERSとブレーキに関連するトラブルにより走行時間を失っている。

「まだ限界やそれに近いものを見つけられていない」とヴィタリー・ペトロフはコメント。

「それほど多くのラップを走れていない。ブレーキとKERS、漏出に多くの問題があり、ほとんど走れていない。僕としては比較するのはとても難しい。プッシュできていない」

「僕たちにはまだ取り組まなければならないことがたくさんある。KERSに多くの問題を抱えていたし、その問題がどこにあるのかを見つけるのは難しかった」

ヴィタリー・ペトロフは、前年モデルと同じくR31のブレーキングに苦労しており、チームはそれを主な懸念エリアであることを確認したと述べた。

「ブレーキングは、リアがあまりに多くロックするし、そのカーブで正常なマップを得る必要がある」

「なのでテストをする必要がある。去年もずっとブレーキのぎこちなさと減速度に苦労していたし、今も同じ問題が出ているので解決する必要がある」

「ブレーキにアプローチするとすぐにリアがロックし始めてしまう。リアがロックしているとタイヤからのパフォーマンスを失ってしまうし、2〜3コーナーでタイヤが過熱しすぎてしまい、グリップがなくなってしまう。それが主な問題だ」

ヴィタリー・ペトロフは、ルノーがまだR31でロングランをテストできていないと述べた。

「最初のテストからすでに試みているけど、マシンはうまく機能していない。ここでロングランをできることを期待している」



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カテゴリー: F1 / ヴィタリー・ペトロフ / ルノーF1チーム