セルジオ・ペレス F1キャリア終了後の「インディカー転向に興味はない」
34歳のセルジオ・ペレスは6月に2026年までレッドブルに留まる契約延長にサインした。しかし、この契約が発表されてからペレスがオランダグランプリで6位という最高の結果しか残せていないことから、この新しい契約が疑問視されている。
インディカーは、近年シートを失ったF1ベテランの一般的な行き先となっており、特に2022年のインディ500の勝者であるマーカス・エリクソンやロマン・グロージャンなどがいる。
しかし、セルジオ・ペレスは彼らの後を追うつもりはないと語っている。先週のホンダのイベントで開かれた小規模なメディア懇談会で、ペレスはF1でのキャリアが終焉を迎えた後にインディカーへ転向したいという希望があるかどうかを尋ねられた。
「あまりないね」とペレスは答えた。「正直に言うと、僕がいつの日か引退する理由の一つは、もう十分やったからだと思う。F1のこのレベルでそれを十分にやってきた」
「タイトなスケジュールの中で、家に小さな子供たちがいるので、もっと子供たちや家族と一緒に過ごしたいと思っている。その点では、F1から得ていたものを得るのは本当に難しいと思う」
「インディに行くにあたって、ドライバーたちがやっていることには本当に敬意を表する。同時に、シリーズでの経験が浅いドライバーもいるし、あのようなスピードで走ることも、あのようなインパクトを与えることも、僕がF1のキャリアを終えた後にやりたいことではないんだ」
F1で6勝を挙げたペレスは、アメリカのオープンホイールカーによるレースには興味がないが、ル・マン24時間やデイトナ24時間のようなレースには出場するつもりだ。
さまざまなカテゴリーで単発のレースに出場することは可能かと尋ねられたペレスは、「ええ、年に1、2レースなら」と答えた。「ドライバーとしては、すぐに検討することになると思う。完全にやめるのは本当に難しいからね」
カテゴリー： F1 / セルジオ・ペレス / レッドブル・レーシング / インディカー
