セルジオ・ペレス 2025年もレッドブルF1残留が濃厚
セルジオ・ペレスは、最近調子が落ちているにもかかわらず、2025年にレッドブル・レーシングでマックス・フェルスタッペンのパートナーとして再びコンビを組む可能性が高いと考えられている。

マックス・フェルスタッペンの移籍の噂が一段落した今、注目されているのは彼のパートナーとなるドライバーだ。

獲得可能なドライバーは数多くおり、カルロス・サインツJr.やピエール・ガスリー、そして昨年ヘルムート・マルコがアルファタウリで負傷したダニエル・リカルドの後任として、2025年のシートが確実だと主張した控えのリアム・ローソンも忘れてはならない。

カルロス・サインツJr.にとって複雑なのは、アウディが彼を欲しがっていることは知られているが、ドイツのチームが2026年に独自に参戦する前に、2025年をザウバーで過ごす必要があるということだ。また、少なくとも他の1チームとの契約の要求は却下されたとみられている。

そしてレッドブルもいる。チームがセルジオ・ペレスが袂を分かった場合、サインツはトロロッソの元チームメイトと再び組む機会を得ることになるからだ。

セルジオ・ペレスは今シーズン好調なスタートを切ったが、ここ数レースでは調子を落としており、その後モナコで悪夢のようなレースを繰り広げ、予選18番手でレースを終え、1周目のケビン・マグヌッセンとの衝突でリタイアした。

レッドブルが2026年を見据える中、さらに複雑なのは、フェルスタッペンがレッドブルの独自パワーユニットに対する懸念を認めており、クリスチャン・ホーナーとの騒動だけが彼の心を圧迫しているわけではないという懸念につながっている。

明らかに安全策をとりたいクリスチャン・ホーナーは、ペレスに関して言えば、あらゆる選択肢を残しておきたいと考えている。

「今週末は彼にとってかなり過酷だった」とホーナーは日曜日に語った。「もちろん、両方のマシンがポイントを獲得できるようにする必要がある。両選手権でフェラーリとマクラーレンの脅威を無視することはできないからだ」

「チェコの最初の6レースは非常に強かった」と彼は続けた。「予選では最前列で、2位と3位でフィニッシュし、非常に良い成績を収めた。自信を取り戻し、低迷しないよう努力する必要があるだけだ」

最近の調子の落ち込みがチームの決断を遅らせている原因かと問われるとホーナーは「そうではない。タイミングの問題だと思う。時が来たら決断するつもりだ」と答えた。

レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは「バルセロナまでには明確な見通しが立つはずだ」と付け加えた。「それまでに我々自身も明確な考えを持っているはずだ」

セルジオ・ペレスがシートのポールポジションにいるかと問われたマルコは「彼は良い位置にいる。ポールポジションとは言わないが、良い位置にいる」と語った。

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カテゴリー: F1 / セルジオ・ペレス / レッドブル・レーシング