セルジオ・ペレス、FP1でのクラッシュに言い訳せず「僕のミス」
レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスは、F1ハンガリーGPのプラクティス開始わずか2周目でクラッシュしたことに対して、一切の言い訳をしなかった。

ペレスはターン5への進入で右コーナーに差し掛かったところで芝生に乗り上げ、マシンはコントロール不能に陥った。そのまま、左フロント側からバリアに激突し、マシンは大きなダメージを負った。

「僕のミスだ」とペレスはF1公式サイトに語った。

「でも、みんなはマシンを修復し、FP2で走れるようにするために素晴らしい仕事をしてくれた。少なくとも検討すべきデータをいくつか手に入れることができた」

このクラッシュにより、レッドブルが今週末からRB19に導入した新パーツの一部が破損した。また、今週末に試行されるATA(代替タイヤ割り当て)規定により、ドライバーが使用できるタイヤセットの数が少なくなったため、ペレスの走行も制限された。

ペレスのマシンはプラクティス2回目に参加できるまでに修復されたものの、その違いを判断するにはまだ早すぎると彼は語った。

「タイヤフォーマットにとって結果的に走行が少ないことを考えると、その点では非常に早い段階だと思う」とペレスは説明した。

「明日にはもっと良いアイデアが得られると思う。グリッドが本当にタイトなのは確かだ」

チームメイトのマックス・フェルスタッペンは2回目のプラクティスでソフトタイヤ1セットのみを使用したが、ペレスはミディアムタイヤも使用した。ドライバーは明日の予選の各ステージで異なるタイヤコンパウンドを使用する必要がある。

「タイヤ使用の観点から言うと、今週末のフォーマットでは、基本的にすべてのコンパウンドでバランスを取れることが非常に重要になるのは明らかだ。予選ではすべてのコンパウンドを使うことになると考えているからね」とペレスは続けた。

「良い情報が得られたと思う。ミディアムタイヤでもなんとか走ることができたのは良いニュースだ」

走行距離は限られているものの、ペレスは「充実した週末を過ごすためのすべてが整っている」と語った。

セルジオ・ペレス F1 レッドブル・レーシング

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