セルジオ・ペレス 2位表彰台 「敗因はリアのデグラデーションの悪化」
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2番グリッドのセルジオ・ペレスは、ポールポジションのシャルル・ルクレールよりもわずかに速い発進を見せ、短い加速競争を経たターン1でインサイドに並びかける。そして、アドバンテージを守ろうとしたルクレールが深いブレーキングでタイヤをロックアップさせると首位を奪取した。
15周目、マックス・フェルスタッペンがDRSを活かしてセルジオ・ペレスをかわしてリードを奪う。20周目にシャルル・ルクレールがリタイアして1-2体制になるとチームは二人に戦わないよう指示。
2位でフィニッシュしたセルジオ・ペレスは、今シーズン5回目の表彰台フィニッシュ。また、36周目に記録した1分46秒046はファステストラップとなり、さらに1ポイントを獲得した。
「かなり良いスタートを決められたし、レースをリードしていた。状況をコントロールできている感覚があった。そのあと、バーチャルセーフティカー(VSC)導入のタイミングが少し悪かったために、多少難しい展開になってしまった」とセルジオ・ペレスはコメント。
「通常なら最初のスティントは苦しい展開になるので、そこでレースをリードできていれば、自分が好調に思える。しかし、今日は違った。レースとはこういうものだ。リアタイヤのデグラデーションが悪化してマックスを抑えられなかった。マックスは非常に速かったので、ほとんど手こずることなく僕をパスしたのは当然だ」
「フェラーリが2台ともリタイアしたあと、ハードタイヤを履いた僕たちは一定のペースを維持するよう指示された。それからの残りのレースはうまくマネージできた」
「どのような部分でマシンの速さを引き出せるかを理解してからカナダへ向かわなければならない。また優勝争いに絡みたい。今日はチームにとって素晴らしいリザルトだ。コンストラクターズにとっても良い1日になった」
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カテゴリー: F1 / セルジオ・ペレス / レッドブル・レーシング / F1アゼルバイジャンGP