レッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレス 「フェルスタッペンと対峙するのは大きな挑戦」
レッドブル・ホンダF1に加入したセルジオ・ペレスは、新しいチームメイトであるマックス・フェルスタッペンと対峙するという“大きな挑戦”に幻想を抱いてはいないと語る。

2020年のF1世界選手権で初勝利を挙げ、2勝を挙げたマックス・フェルスタッペンに次ぐランキング3位というベストシーズンを過ごしたセルジオ・ペレスは、アレクサンダー・アルボンに代わって2021年のレッドブル・ホンダのFドライバーとなった。

セルジオ・ペレスは“グリッド上で最速ではないにしても最速のドライバーのひとり”と称するマックス・フェルスタッペンと対峙することの挑戦の大きさを認めているが、できる限りフェルスタッペンを手こずらせたいと考えている。

「僕にとって大きな挑戦だ」とセルジオ・ペレスは語った。

「僕たち全員が、マックスが、いかに才能があり、いかに速く、過去1年間でどれだけ成長したか、今ではどれだけ完成しているかを知っている。彼は間違いなく、現在のグリッドで最速ではないにしても最高のドライバーの1人だ」

「ある意味、それは大きな挑戦だ。彼は長い間ここにいました、彼は自分がマシンから何を必要としているかを知っている。それは大きな挑戦だけど、彼と協力してチームを一緒に前進させることを楽しみにしている」

セルジオ・ペレスにとって、7年ぶりのチーム移籍となるが、レッドブルの2021年マシン『RB16B』を理解するためのプレシーズンテストはわずか1.5日間しかない。ペレス自身、準備の面で後れを取っていることを承知している。

「新しいチームのやり方は非常に異なる。学ばなければならないことがたくさんあり、それにはほんの少しの時間がかかる」とセルジオ・ペレスは説明する。

「チームを知り、必要なものを理解するという点でどんどん向上していくとは思うけど、とにかく少し時間がかかる」

「すべてのプロセスを構築し、そのすべての作業をプレシーズンに投入する。すでに新しいエンジニアとかなりの時間を過ごしているし、それがプロセスをスピードアップするための鍵だ」

「すでにシミュレーターで数日を過ごしているし、レッドブルのマシンがどのようなものかについて良いアイデアを持っているので、それはすでに頭に入っている。でも、僕たちは物事が簡単には進まない時期にきている。本気で車マシンを学んで、スーイードを上げることに取り組んでいかなければならないけど、まだそこに到達していない」

「今年はマシンに1日半しか乗れない非常に限られたテストになる。ごくわずかだ。でも、それは仕方ないことだし、誰にとっても同じだ。チームを変更するドライバーはたくさんいるので、誰が最も速く新しいチームに適応するかを見るのは素晴らしいことだ」

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カテゴリー: F1 / セルジオ・ペレス / レッドブル・レーシング / ホンダF1