セルジオ・ペレス、レッドブルF1にアピール 「今はF1キャリアのピーク」
セルジオ・ペレスは、今がF1キャリアのピークであり、7年前にマクラーレンに加入したときよりも、はるかに今はF1のトップチームで走る準備が整っていると語り、レッドブルF1移籍にむけてアピールした。

今シーズン限りでレーシング・ポイントF1のシートを失うセルジオ・ペレスだが、アレクサンダー・アルボンの潜在的な後任としてレッドブルF1によって検討されていると考えられている。

セルジオ・ペレスは、2013年にマクラーレンに移籍したが、わずか1シーズンでケビン・マグヌッセンと交代。それ以来、ペレスはフォース・インディアとして知られていた現在のチームに所属してきた。

それ以来、セルジオ・ペレスはミッドフィールドで最も安定したドライバーという評判を築いてきた。過去5年間でチームのトップポイントを獲得しており、チームは2016年と2017年にメルセデス、レッドブル、フェラーリの3強チームに次ぐ、ランキング4位でシーズンを終えている。

セルジオ・ペレスは、マクラーレンF1を去って以降に「膨大な量を学んだ」とし、「あそこでは物事がうまくいかなかった」と RaceFans に語った。

「その後、別のチームで7年間を過ごし、F1にいて、成熟度、知識、経験を積んできた。僕はあの時とは本当に異なるドライバーになっているし、前回よりもはるかにそれをうまくやり遂げる準備は間違いなくできている」

先週末のF1トルコGPでセルジオ・ペレスは今季初表彰台を獲得。これまでのキャリアベストに並ぶ2位という結果を残した。

しかし、セルジオ・ペレスはシーズンのもっと早い段階で2回の表彰台を獲得するチャンスがあったと考えている。

新型コロナウイルスに感染してシルバーストーンでの2連戦を逃したセルジオ・ペレスは「もっと多くのポイントが必要だ」と語る。

「このような短いチャンピオンシップでは2レースを欠場することは理想的ではない。でも、全体として、私は特にシーズンを通しての一貫性のレベルに満足していいと思う」

「僕サイドから見れば、良いシーズンだったと思うけど、F1もマシンのポテンシャルにも大きく関係している」とセルジオ・ペレスは語った。

「過去にもとても良いシーズンを送ってきたと思っているけど、マシンのポテンシャルにとって良い年とは見なされなかった。チャンピオンシップで7位、8位で数回フィニッシュしても、良い仕事をしてていたし、物凄い仕事をしてと思っている」

「今のところ、自分のキャリアは非常に良いレベルにあると思る。おそらく、経験、理解、チームとのコミュニケーションの面でもピークに達していると思う。チームとしばらく一緒にいることも助けになっている」

F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、先週末のレース後、セルジオ・ペレスほどのドライバーが2021年にF1を離れることになれば、それは悲劇だと語った。これはメキシコのファンとF1パドックの多くの人々が共有する見解だ。

レッドブルF1は、アレクサンダー・アルボンを保持するかどうかの決断をシーズン終了まで行わないことを示唆している。セルジオ・ペレスは辛抱強く待っているが、レッドブルF1の決定が長引くほど、時間はゆっくりとなくなっていると認める。

「今ではすべての動きがとても遅いし、F1を続けるかどうかがわかるのは今年の後半になりそうだ」とセルジオ・ペレスは語った。

「サバティカルもオプションだと思っている。今後数週間で何が起こるかを見ていくつもりだ」

来年のF1シートを見つけることができなかった場合、“不当”だと感じるかと質問されたセルジオ・ペレスは「それはF1の一部だと思っている」とコメント。

「僕はずっとF1どのようなものかを把握してきた。自分自身のことを特権だと言うことができる。僕はこれまでF1で10年間素晴らしいキャリアを重ねてきた」

「もし、僕がF1をやめなければならないとしても、僕は持っていたマテリアルで結果を出してきたし、多くの人がそのようなキャリアを贈ることはできないので、大きな誇りを持って去ることができると思う。だから、何が起こるかを見てみるつもりだけど、自分自身に満足している」

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カテゴリー: F1 / セルジオ・ペレス / レッドブル・レーシング / ホンダF1