セルジオ・ペレス、レッドブル・ホンダF1の2021年のシートも視野?
セルジオ・ペレスにレッドブル・ホンダF1移籍という選択肢も浮上している。

現在、レーシング・ポイントF1で所属しているセルジオ・ペレスは2022年まで契約を結んでいるが、アストンマーティンF1に名前を変える来季にむけてチームはセバスチャン・ベッテルの獲得を検討していると報じられている。

アストンマーティンF1のシートを失った場合、セルジオ・ペレスにはアルファロメオやハースへの移籍が噂されているが、1つ忘れられていたシートがあった。現在、アレクサンダー・アルボンが座っているレッドブル・ホンダF1のシートだ。

F1ハンガリーGPの木曜記者会見でマックス・フェルスタッペンと同じチームで戦う準備はできているかと質問された。

「このビジネスでは誰が相手でも戦える準備はできているものだ。自分が1番だと信じているものだし、そこにいる誰よりも1番だと信じるものだ。もちろんだよ」とセルジオ・ペレスは語った。

セルジオ・ペレスのレッドブル・ホンダF1移籍が実現すれば、特別なケースとなるだろう。通常、レッドブルはジュニアチーム出身のドライバーを起用するからだ。現時点ですでにアルファタウリ・ホンダF1にピエール・ガスリーとダニール・クビアトというドライバーが控えている。

アレクサンダー・アルボンは、特に第2戦F1オーストリアGP週末にチームメイトのマックス・フェルスタッペンに終始0.5秒差をつけられ、決勝でもメルセデスF1との戦いでチームをアシストすることができず、その資質が問われつつある。

レッドブル・ホンダF1は、セバスチャン・ベッテルが市場に出た際、獲得しない理由としてその高額な年俸(推定4000万ドル/約45億円)がネックになっていることを一因に挙げていたが、セルジオ・ペレスは推定150万ドル(約1億6000万円)と、アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリー(推定120万ドル/約1億3000万円)と大差はない。

セルジオ・ペレスにはメキシコのテレコム企業テルメックスの強力なスポンサーシップ持ち込みというメリットもある。

さらにセルジオ・ペレスのマネジメントを務めるのはかつてアイルトン・セナやファン・パブロ・モントーヤらのマネジメントを務めていたことでも知られる敏腕マネージューのジュリアン・ジャコビだ。何が起こるかはわからない。

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カテゴリー: F1 / セルジオ・ペレス / レッドブル・レーシング / ホンダF1