F1 セルジオ・ペレス、“ピンク・メルセデス”のポテンシャルに自信
レーシング・ポイントF1チームのセルジオ・ペレスは、F1プレシーズンテストで有望なスタートを切れたことで、2020年のF1世界選手権に期待を高めている。

レーシング・ポイントF1チームの2020年F1マシン『RP20』は、昨年のメルセデスW10に酷似していることで“ピンク・メルセデス”として注目の的となっている。技術責任者のアンディ・グリーンはメルセデスの空力哲学をコピーしたことを否定していない。

RP20のデザインは、エンジンサプライヤーのメルセデスとの技術関係をうまく活用しており、メルセデスから供給された昨年のギアボックスとサスペンションなどのコンポーネントをベースにメルセデス型の空力アプローチを採用したことを昭kにしている。

セルジオ・ペレスは、F1バルセロナテスト2日目の午前中に最速タイムをマーク。“ピンク・メルセデス”の初期のパフォーマンスに確実に期待を高めている。

「メルセデスの車のように機能することを望んでいるけど、まだ非常に早い段階だと思う」とセルジオ・ペレスは語った。

「僕たちにはやりたいことがたくさんある。やらなければならない仕事はたくさんあるし、すべてのチームが全力で取り組んでいる」

「でも、今シーズンで本当に良いことは、ようやくメルボルン非常に近い車を最終的に手に入れていることだ」

「それは非常にポジティブなことだ。僕たちはいつも車にで後れを取っていたけど、他のシーズンと比べて集中して学ぶことができる」

「今の我々は正しい軌道に乗っているし、クルマにはポテンシャルがあるのは間違いない。だから、強いスタートが切れることを願っている」


他の車のコンセプトを非常に忠実にコピーするというアプローチは、通常のレーシング・ポイントF1チームの設計プロセスからの逸脱している。それでも、セルジオ・ペレスはRP20のポテンシャルに自信を持っている。

「明らかに取り組むべきことはたくさんあります。でも、僕たちは良い基盤があると思う。優れたポテンシャルを秘めていると思う」

「でも、できる限り準備を整えてメルボルンに到着するため、今後数日で懸命に作業していく必要がある」

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カテゴリー: F1 / セルジオ・ペレス / レーシングポイント