2020年のF1世界選手権
2020年にF1世界選手権では多くのF1記録が塗り替えられる可能性がある。

F1の70周年となる2022年のF1世界選手権は史上最多の22戦で争われる。メルセデスのルイス・ハミルトンは、ミハエル・シューマッハのF1ワールドチャンピオンという偉大な記録がかかったシーズンとなる。だが、それ以外でもいくつかの記録が更新される可能性がある。

1.レース優勝
ルイス・ハミルトンは、ミハエル・シューマッハの91勝という記録まであと7勝に迫っている。2013年にメルセデスに加入して以来、ハミルトンは1シーズン平均で9勝を挙げており、参戦したシーズンで最低1回は優勝している史上唯一のドライバーでもある。そのため、この記録が破られるのはほぼ確実かもしれない。だが、シューマッハが248戦で91勝を挙げたの対し、ハミルトンはすでに250戦を終えている。これは当時のミハエル・シューマッハと
フェラーリの組み合わせがいかに強力であったかを示している。

2.コンストラクターズ選手権連覇
メルセデスは、2014年からコンストラクターズ選手権を6連勝中であり、7連覇を達成すれば、2004年にフェラーリが記録した6連覇を越える。また、今シーズン、メルセデスのドライバーがタイトルを獲得すれば、メルセデスは、1968~1974年にフォード・コスワース以来、初めてドライバーズ選手権で7連覇を達成したエンジンメーカーになる。

3.史上最年少ワールドチャンピオン
フェラーリとレッドブル・ホンダはメルセデスに迫りつつかり、フェラーリの史上最年少ウィナーであるシャルル・ルクレール、もしくはF1史上最年少グランプリウィナーであるレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、F1史上最年少チャンピオンになるかもしれない。二人とも22歳であり、どちらがタイトルを獲得しても、2010年に23歳と134日でF1ワールドチャンピオンになったセバスチャン・ベッテルの記録を更新することになる。

4.ポイントフィニッシュしたレース数
ミハエル・シューマッハは、1992年から2008年までの間に221回のポイントフィニッシュを達成している。しかし、ルイス・ハミルトンとキミ・ライコネンはこの記録まであと8回まで迫っている。また、連続ポイント獲得に関しては、ハミルトンが2016年日本GPから2018年フランスGPまで33戦連続でポイント獲得という記録を持っている。現在。ハミルトンは2018年イギリスGPから33戦連続ポイントを獲得している。オーストラリアでメルセデスが大失敗をしなければ、ハミルトンは新記録を樹立することになる。

5.レース出走数
ルーベンス・バリチェロは1993年のF1デビューから2011年の引退までに322戦に出走した。しかし、キミ・ライコネンは2020年シーズンの開幕前に312戦に出走している。キミ・ライコネンは、1戦も欠場することがなければ、2020年のオーストリアGPでグランプリ最多出走記録を更新することになる。

6.同じレースでのポールポジション
オーストラリアでルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得すれば、メルボルンでの9回目のポールポジション獲得ちなり、彼自身、アイルトン・セナ、ミハエル・シューマッハが持つ同じグランプリ/会場でのポールポジション回数の記録を上回ることになる。以外にもハミルトンのオーストラリアでの優勝回数はそれほど多くない。彼のメルボルンでの優勝回数はわずか2回である。

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カテゴリー: F1 / F1関連