オスカー・ピアストリ F1バーレーンGP予選「マシンはさらに一歩前進」

ピアストリは、プラクティスでマクラーレンが示した圧倒的なスピードを再現し、3戦で2度目のポールポジションを獲得した。FP3でトップタイムを記録したピアストリは、チームメイトのランド・ノリスに0.6秒の差をつけていた。ノリスは予選で6位となり、ミスを悔やんだ。
しかし、ピアストリは重要なトップ10シュートアウトで冷静さを保ち、ジョージ・ラッセルのメルセデスを上回り、先月の中国で獲得したポールポジションに追加した。
「ええ、とても嬉しい」とピアストリはメディアに語った。
「週末を通してマシンは絶好調だった」
「FP1ではそうではなかったかもしれないけど、FP1ではどのマシンもあまり調子が良くなかったと思う。それ以降は週末を通してとても快適だった」
「そして今朝は、トラックコンディションを考えると、かなり堅実なパフォーマンスを発揮できたと思う。そして、午後のマシンもほぼ同じだった」
「だから、僕たちが成し遂げた仕事にはとてもとても満足している。自分の仕事に誇りを持っている」
「必要なときに良いラップをたくさん刻むことができたと感じている。そして、ポールポジションを獲得できたことは、もちろんとても素晴らしい」
ピアストリは、Q3の最初のタイムアタックと2回目の走行の間にコンマ5秒の改善があったのは、ラップタイムの微増を積み重ねた結果だと明かした。
どこでより多くの時間を発見したのかと尋ねられたピアストリは、「少しずつ、あらゆる場所でだと思う。正直に言えば、正確な場所は覚えていないけど、ラップの周回ごとに少しずつだ」と語った。
「Q3で最初に記録したタイムは、Q2の赤旗中断中にあったある意味でのアウトラップのようなものだった。それが影響したかどうかはわからない」
「でも、ガレージを出たときに、いつも通りピカピカでなかったとしたら、心理的なことも影響しているかもしれない」
「だから、あちこちで少し時間が稼ぐことができた。でも、全体的にはとてもしっかりしたラップだった。ターン13で少しワイドになったかもしれないが、それ以外はかなりしっかりしていた。だからとても満足している」

マクラーレンは縮まったギャップに驚き
オスカー・ピアストリは、マクラーレンがFP3で優位に立っていたことにショックを受けていたことを認めながらも、ラッセルが0.2秒未満の差で追い上げているのを見て驚いたと述べた。
「FP3での我々のパフォーマンスは、ええ、自分たちでも謎だった」とピアストリは明かした。
「そして、誰もがもっと近づいてくるだろうと思っていた」
「ある意味で、みんなにとって浮き沈みの激しい週末だったと思う。 1つのセッションではシャルルが僕たちに挑んできて、次にジョージが挑んできた。 マックスは特定のポイントで速かった」
「だから、ある意味でみんなが異なるタイミングでピークに達していたように思える」
「それに、ええ、まだ気を抜けない。今朝の時点では、0.15秒はは予想していたよりも少し近かったと思うので、まだ気を抜かけなかった」
ピアストリ、ノリス問題に屈せず
オスカー・ピアストリがマクラーレンのMCL39のポテンシャルを最大限に引き出せたことは、苦戦を強いられているチームメイトのランド・ノリスと対照的である。
ノリスを妨げた変動を回避したピアストリは、より安定したベースラインが、さらなるパフォーマンスを引き出すことに集中することを可能にしたと指摘した。
「FP1は誰にとっても期待外れだったと思う」とピアストリは振り返った。
「でもFP2ではすでにかなり自信が持てた」
「今朝のFP3は明らかに好調だったが、特に代表的なコンディションではなかった」
「ある意味で、それが予選だったら良かったのにと思ったよ。でも、FP2からずっとマシンには満足している。それ以降、あまり変更する必要はなかった」
「そして、自分としては、安定したラップタイムを刻むのが比較的簡単なマシンだったと思う」
「そして、もちろん最も重要なのは、速さも兼ね備えていたということだ。だから、今週末は本当に快適だった」
「今シーズンは、これまでずっとマシンに快適さを感じていたと思う」
「しかし、今週末はさらに一歩前進したと思う。そして、それを今日示すことができたと思う」
カテゴリー: F1 / オスカー・ピアストリ / マクラーレンF1チーム