ニック・デ・フリース、レッドブルF1にリザーブとしてサプライズ復帰?
アルファタウリF1チームを解雇されたニック・デ・フリースが、F1メキシコGPでレッドブル・レーシングおよびアルファタウリのリザーブドライバーを務めることになる可能性があるとパドック関係者がRacingNews365に語った。

ハーフシーズンの成績が悪かったため、デ・フリースはイギリスGP後にアルファタウリF1のレースシートから外され、レッドブルのリザーブドライバーであるダニエル・リカルドがその座を引き継いだ。

リカルドがアルファタウリに移籍したことで、レッドブルのジュニアドライバーであるリアム・ローソンが2023年の両チームのリザーブドライバーを務めるポールポジションについた。

だが、ローソンはレッドブルでの仕事と日本をベースとするスーパーフォーミュラでのレースを両立させており、同シリーズの残り2戦がF1メキシコGPとぶつかるため、ローソンは両方の役割を果たすことができない。

RacingNews365によると、デ・フリースがF1メキシコGPの週末にレッドブルとアルファタウリのテスト兼リザーブドライバーとして参加する可能性があるという。

デ・フリースはアルファタウリのシートから外されたが、2023年までレッドブルと契約下にあるという。報道によると、デ・フリースがメキシコでレッドブルと契約を結ぶには、デ・フリースが事前にほかのチームと契約を結んでいないことが条件となると言われている。

デ・フリースはこれまでフォーミュラEと世界耐久選手権の両方で優秀な成績を残しており、両シリーズのチームが2024年以降のデ・フリース獲得に興味を示していると言われている。デ・フリースが新たなチームと契約すれば、レッドブルとの契約は解除され、メキシコで仕事をすることができなくなる。

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カテゴリー: F1 / ニック・デ・フリース / レッドブル・レーシング / スクーデリア・アルファタウリ