中嶋一貴、F1シート獲得におけるトヨタの協力を認める
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ウィリアムズがトヨタエンジンを使用し始めた2007年に中嶋一貴はテストドライバーに就任。その年の最終戦ブラジルGPでF1デビューし、翌2008年からウィリアムズでのレギュラーシートの座を獲得した。
キャリアを通してホンダと結ばれていた父親の中嶋悟とは異なり、中嶋一貴は、トヨタのヤングドライバープログラムに所属し、ウィリアムズのテストシートを手にした。
しかし、2年目のフルシーズンを戦っている中嶋一貴は、トヨタとの結びつきがF1での将来の保証にはならないと主張する。
「もちろん僕がウィリアムズのシートを見つけたときにはトヨタの協力がありました。でも、その後は僕の仕事です」
「テストドライバーだったときは、テストでレースドライバーとしても十分やっていけることをチームに証明しなければなりませんでした」
「レーストラックで結果を残さなければなりません。誰の助けもありません。それだけです。それが去年はルーキーとして達成したものであり、今年はまた別の仕事です。でも結果を出せると信じています」
今シーズン、これまで中嶋一貴は4戦中3回のリタイアを含めノーポイントに終わっており、予選でもチームメイトのニコ・ロズベルグを上回れずにいる。
カテゴリー: F1 / 中嶋一貴 / ウィリアムズ・レーシング