マックス・フェルスタッペン キミ・ライコネン アメリカグランプリ
F1アメリカグランプリの最終ラップでのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)によるキミ・ライコネン(フェラーリ)へのオーバーテイクの様々なアングルの映像をフォーミュラ1公式サイトが公開した。

エンジン交換によるペナルティによって16番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、最終ラップのターン17でキミ・ライコネン(フェラーリ)をかわして3位でフィニッシュラインを通過した。

しかし、マックス・フェルスタッペンは、表彰台前の控室で準備をしていたときに、キミ・ライコネンへのオーバーテイクに5秒加算ペナルティを科せられて4位に降格したことを伝えられ、退出させられた。

FIAはペナルティについて「スチュワードはビデオの証拠を調べ、カーナンバー33(フェルスタッペン)が4輪すべてがトラックを離れ、少なくとも50cmはコースを出て、そうすることでカーナンバー7(ライコネン)をオーバーテイクしたと結論づけた。ドライバーは恒久的なアドバンテージを得た」と説明。

映像では、マックス・フェルスタッペンとキミ・ライコネンのバトルが様々なアングルで確認できる。キミ・ライコネンをオーバーテイクする際、マックス・フェルスタッペンのマシンは確かに4輪がコース外に出ている。

マックス・フェルスタッペンへのペナルティに関しては、専門家も意見が分かれている。明らかに違法だとする者もいれば、スチュワードはいらぬ口を出すべきではないと考えるものもいる。“トラックリミット”を破ることできないようにトラックを修正べきだと主張する者もいる。また、一部の専門化は、特定の“トラックリミット”の違反だけにペナルティが科せられていることが問題だとの指摘もある。

マックス・フェルスタッペン vs キミ・ライコネン (2017年 F1アメリカGP)





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