MotoGP | スズキ 最終戦 バレンシアGP 予選レポート
スズキは、MotoGP バレンシアGP予選で、アレックス・リンスがMotoGPキャリアベストリザルトとなる2番手となり初のフロントロースタート。アンドレア・イアンノーネは7番手に入り3列目からのスタートとなる。
バレンシアGP2日目の朝は雨が上がり、一時は青空が広がったものの、FP3がスタートして間も無くすると再び雨が落ち始めウエットコンディションに。しかしその後天候は徐々に回復し、午後の予選はドライセッションで行われた。
FP3はトリッキーなコンディションの中、各ライダー達がトップ10入りを賭けてプッシュ。アンドレア・イアンノーネはセッション中盤に転倒を喫し、マシンを変えてコースインするも、タイムアップできずに13番手でセッションを終了し、トップ10入りを逃す。一方、アレックス・リンスはセッション終盤に8番手までポジションを上げるが、チェッカーフラッグが振られる直前に転倒。幸いライダーに怪我はなかった。
Q1でトップ2入りして挽回を狙うイアンノーネはセッション序盤に好タイムをマーク。その後各ライダーがタイムアップを続けるも、イアンノーネのタイムは塗り変えられることなく、2番手に1秒以上の差をつけたままトップでセッションを終え、Q2行きを決める。
イアンノーネは続くQ2でもQ1同様の力強いパフォーマンスを試みるも、トップから0.317秒差、7番手でセッションを終了。明日の決勝は3列目からのスタートとなるも、チームスズキエクスターでの最後となるレースに全身全霊で挑む。一方ストレートQ2行きを決めたリンスは、週末2度目となったFP4での転倒後、軽い脳震盪を訴える。しかし、今年最後の自国GPへの気合いを見せ、激しいタイムアタックを展開してセッションを2番手で終了。ポールポジションのビニャーレス(ヤマハ)からはわずか0.068秒差。自身のMotoGPキャリア予選ベストリザルトとなった。また、Q2進出を果たした6メーカーが全て0.3秒内に収まる激しい予選を終えた。
アレックス・リンス
「できればポールポジションを獲りたかったし、本当にあと少しだったから悔しいけど、今日の結果には満足しているよ。今日は2度転倒してしまい、2度目の転倒はかなり激しかったから、とにかく怪我なく決勝日を迎えることができたことを喜ばなくちゃね。今日は路面のコンディションが変わって難しかったけど、マシンをうまくマネージメントできたと思うんだ。明日は概ね雨の予報だけど、トップグループで走りきる自信はあるし、もちろん表彰台を目指すよ。有終の美を飾れるような最終戦にしたいね。」
アンドレア・イアンノーネ
「雨の量が中途半端だったから、路面はかなり難しいコンディションだったよ。おまけに転倒もしちゃったし、思い通りにはいかなかったね。Q1は良いフィーリングで走れてトップタイムを記録できたんだけど、Q2ではタイヤを変えたらフィーリングが変わってしまって、タイムを上げることができなかった。でも3列目スタートはそれほど悪くないと思っているよ。この週末は天候が安定しなかったせいでマシンのセッティングに手間取ってしまったけど、とにかく決勝ではトップグループで戦い抜けるように全力で頑張るのみさ。」
ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
「非常に難しいコンディションの中、アレックスは予選を2番手で終え、MotoGPキャリアでのベストポジションを獲得しました。FP4で転倒を喫したにも関わらず、Q2では怯むことなくセッション序盤から全開でプッシュし、本当に素晴らしい仕事をしてくれたと思います。我々チームとしても、予選でのパフォーマンスを上げることを目標にしていたので、狙い通りの仕事ができました。アンドレアは天候にも翻弄され、FP3でトップ10入りを逃してしまいましたが、その後きっちりとQ1で挽回し、最終的に3列目グリッドに留まることができ、ふたりのライダーがそれぞれ力を最大限発揮してくれたと思っています。明日は雨予報ですが、チームとしてはともかく万全な準備をして決勝に臨むのみです。」
カテゴリー: F1 / MotoGP
バレンシアGP2日目の朝は雨が上がり、一時は青空が広がったものの、FP3がスタートして間も無くすると再び雨が落ち始めウエットコンディションに。しかしその後天候は徐々に回復し、午後の予選はドライセッションで行われた。
FP3はトリッキーなコンディションの中、各ライダー達がトップ10入りを賭けてプッシュ。アンドレア・イアンノーネはセッション中盤に転倒を喫し、マシンを変えてコースインするも、タイムアップできずに13番手でセッションを終了し、トップ10入りを逃す。一方、アレックス・リンスはセッション終盤に8番手までポジションを上げるが、チェッカーフラッグが振られる直前に転倒。幸いライダーに怪我はなかった。
Q1でトップ2入りして挽回を狙うイアンノーネはセッション序盤に好タイムをマーク。その後各ライダーがタイムアップを続けるも、イアンノーネのタイムは塗り変えられることなく、2番手に1秒以上の差をつけたままトップでセッションを終え、Q2行きを決める。
イアンノーネは続くQ2でもQ1同様の力強いパフォーマンスを試みるも、トップから0.317秒差、7番手でセッションを終了。明日の決勝は3列目からのスタートとなるも、チームスズキエクスターでの最後となるレースに全身全霊で挑む。一方ストレートQ2行きを決めたリンスは、週末2度目となったFP4での転倒後、軽い脳震盪を訴える。しかし、今年最後の自国GPへの気合いを見せ、激しいタイムアタックを展開してセッションを2番手で終了。ポールポジションのビニャーレス(ヤマハ)からはわずか0.068秒差。自身のMotoGPキャリア予選ベストリザルトとなった。また、Q2進出を果たした6メーカーが全て0.3秒内に収まる激しい予選を終えた。
アレックス・リンス
「できればポールポジションを獲りたかったし、本当にあと少しだったから悔しいけど、今日の結果には満足しているよ。今日は2度転倒してしまい、2度目の転倒はかなり激しかったから、とにかく怪我なく決勝日を迎えることができたことを喜ばなくちゃね。今日は路面のコンディションが変わって難しかったけど、マシンをうまくマネージメントできたと思うんだ。明日は概ね雨の予報だけど、トップグループで走りきる自信はあるし、もちろん表彰台を目指すよ。有終の美を飾れるような最終戦にしたいね。」
アンドレア・イアンノーネ
「雨の量が中途半端だったから、路面はかなり難しいコンディションだったよ。おまけに転倒もしちゃったし、思い通りにはいかなかったね。Q1は良いフィーリングで走れてトップタイムを記録できたんだけど、Q2ではタイヤを変えたらフィーリングが変わってしまって、タイムを上げることができなかった。でも3列目スタートはそれほど悪くないと思っているよ。この週末は天候が安定しなかったせいでマシンのセッティングに手間取ってしまったけど、とにかく決勝ではトップグループで戦い抜けるように全力で頑張るのみさ。」
ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
「非常に難しいコンディションの中、アレックスは予選を2番手で終え、MotoGPキャリアでのベストポジションを獲得しました。FP4で転倒を喫したにも関わらず、Q2では怯むことなくセッション序盤から全開でプッシュし、本当に素晴らしい仕事をしてくれたと思います。我々チームとしても、予選でのパフォーマンスを上げることを目標にしていたので、狙い通りの仕事ができました。アンドレアは天候にも翻弄され、FP3でトップ10入りを逃してしまいましたが、その後きっちりとQ1で挽回し、最終的に3列目グリッドに留まることができ、ふたりのライダーがそれぞれ力を最大限発揮してくれたと思っています。明日は雨予報ですが、チームとしてはともかく万全な準備をして決勝に臨むのみです。」
カテゴリー: F1 / MotoGP