MotoGP:ファビオ・ディ・ジャンアントニオが初優勝
MotoGP 第19戦カタールGPの決勝レースが11月19日(日)にルサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(グレシーニ)が優勝した。

気温26度、路面温度28度のドライコンディションの中、前日のスプリントで初めて表彰台(2位)を獲得した2番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオが1番手を追走すると、19ラップ目にトップに躍り出て、プレミアクラス39戦目で初優勝を飾った。

4番グリッドのフランチェスコ・バニャイアは1ラップ目からトップを走り、レースの主導権を握り、19ラップ目に2番手に後退し、20ラップ目の1コーナーでオーバーランしたが、2.734秒差の2位。第14戦日本GPから6戦連続14度目の表彰台を獲得。

5番グリッドのホルヘ・マルティンはスタートで8番手に後退。3ラップ目7番手、5ラップ目6番手に浮上したが、中盤以降にポジションを落として14.819秒差の10位。

ルカ・マリーニ表彰台
ポールポジションのルカ・マリーニは、フロントにライバルたちとは異なるソフトタイヤを選択して4.408秒差の3位。第2戦アルゼンチンGP以来今季2度目の表彰台を獲得し、ドゥカティが第16戦オーストリアGPから4戦連続9度目の表彰台独占。

ウォームアップ走行で1番手に進出した8番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは4.488秒差の4位。10番グリッドのブラッド・ビンダーは7.246秒差の5位。

3番グリッドのアレックス・マルケスは7.620秒差の6位。13番グリッドのファビオ・クアルタラロは7位。14番グリッドのエネア・バスティアニーニは8位。15番グリッドのジャック・ミラーは9位。

7番グリッドのマルク・マルケスは14.964秒差の11位。6番グリッドのヨハン・ザルコは終始チームメイトをサポートして12位。12番グリッドのマルコ・ベッツェッキ、19番グリッドのジョアン・ミル、11番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスまでがポイント圏内のトップ15に進出。
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20番グリッドの中上貴晶は27.740秒差の19番手。16番グリッドのアレイシ・エスパルガロは6ラップ目にリタイアを決断。21番グリッドのイケル・レクオナは1ラップ目に技術的問題が発生してリタイア。

チャンピオンシップ
総合1位フランチェスコ・バニャイアが20ポイントを加算。総合2位ホルヘ・マルティンは6ポイントを稼いだが、7ポイント差から21ポイント差となったことから、タイトルの行方は最終戦に持ち越しとなり、プリマ・プラマック・レーシングがチーム部門とインディペンデントチーム部門を制した。

シーズンファイナルラウンド
最終戦バレンシアGPは、サーキット・リカルド・トルモで11月24日に初日、25日に公式予選とティソ・スプリント、26日にシーズンのラストレースが開催され、プレミアクラスは当地に延滞して11月28日に2024年シーズン最初のオフィシャルテスト、軽量級と中量級は27日にプライベートテストを実施する。

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カテゴリー: F1 / MotoGP