MotoGP:ダニ・ペドロサが今季初優勝、マルク・マルケスは連勝ストップ
MotoGP 第11戦チェコGPの決勝レースが17日、ブルノ・サーキットで行われ、ランク2位のダニ・ペドロサが今季初優勝。昨年10月の第15戦マレーシアGP以来14戦ぶりに優勝を飾り、マルク・マルケスが開幕戦カタールGPから続いた連勝記録をストップさせた。
気温17度、路面温度23度のドライコンディションの中、5番グリッドのペドロサは、1ラップ目に4番手、2ラップ目に3番手、3ラップ目に2番手に浮上。4ラップ目にサーキットレコードラップを書き換えると、6ラップ目にはトップに飛び出し、1分56秒前半の安定したペースで周回を刻んで、最高峰クラスで通算26勝目、キャリア通算49勝目を挙げた。
ウォームアップ走行で今季4度目の1番時計を記録した6番グリッドのホルヘ・ロレンソは、ライバルたちがフロントタイヤにミディアムコンパウンドを選択した中でソフトコンパウンドの装着を決断。5ラップ目までトップを走り、0.410秒差の2位に入り、3戦連続5度目の表彰台を獲得。
フリー走行4で左手小指を負傷した7番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、5.259秒差の3位に入り、2戦連続7度目の表彰台を獲得。
ウォームアップ走行で3番手だったポールポジションのマルク・マルケスは、1ラップ目に5番手に後退。5ラップ目に3番手まで挽回したが、1分56秒前半のペースを維持できず、10.454秒差の4位。表彰台を逃したのは、転倒リタイヤを喫した昨年6月の第5戦イタリアGP、失格となった10月の第16戦オーストラリアGPに続き、3度目となった。
3番グリッドのアンドレア・イアンノーネは、2番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾとのバトルをゴールラインまで繰り広げて、最高峰クラスでの最高位タイとなる5位に進出。8番グリッドのステファン・ブラドル、10番グリッドのアレイシ・エスパルガロ、4番グリッドのブラドリー・スミス、14番グリッドのアルバロ・バウティスタがトップ10入り。
ウォームアップ走行で15番手だった16番グリッドの青山博一は、15番グリッドのスコット・レディングと13番グリッドのミケーレ・ピロを追走して13位。
9番グリッドのポル・エスパルガロと11番グリッドのカル・クラッチローは転倒リタイヤを喫した。
チャンピオンシップは、ポイントリーダーのマルケスとランク2位のペドロサとのギャップが77ポイント差に縮まった。
次戦イギリスGPは、シルバーストンで29日に開幕、31日に決勝レースが行われる。
ダニ・ペドロサ(MotoGP 優勝)
「優勝することができてとてもハッピーです。今年は初優勝までが、厳しい道のりでした。しかし、今日はチーム全員にとって喜べる一日になりました。彼らが喜んでいる顔を見るのは、とてもうれしいことです。ベストリザルトを得るために常に全力を尽くしてきましたが、いつもそういうリザルトを得られるわけではないし、今日の優勝はとてもうれしいです。今年は、マルクという強力なライバルがいます。そして、すべてのレースですばらしいレースをしてきました。彼にとってはいい一日にはならなかったと思いますが、我々は全力を尽くしました。勝利することはチームにとってすばらしいことです」
マルク・マルケス(MotoGP 4位)
「今日はマシンがベストな状態ではなく、快適に走ることもできませんでした。それは、自分のミスでもチームのミスでもなく、土曜日までとは同じフィーリングにならなかったということです。今日の4位で、もうだれも連勝記録のことは言わなくなるし、ある意味、肩の荷を降ろせた気持ちです。今日は優勝争いには加われませんでしたが、4位をキープすることは、チャンピオンシップを考えれば、とても重要なことでした。今日は13点という貴重なポイントを獲得しました。最も重要なのは、何勝したかではなく、タイトルを獲得することです。次戦も全力で挑みます」
カテゴリー: F1 / MotoGP
気温17度、路面温度23度のドライコンディションの中、5番グリッドのペドロサは、1ラップ目に4番手、2ラップ目に3番手、3ラップ目に2番手に浮上。4ラップ目にサーキットレコードラップを書き換えると、6ラップ目にはトップに飛び出し、1分56秒前半の安定したペースで周回を刻んで、最高峰クラスで通算26勝目、キャリア通算49勝目を挙げた。
ウォームアップ走行で今季4度目の1番時計を記録した6番グリッドのホルヘ・ロレンソは、ライバルたちがフロントタイヤにミディアムコンパウンドを選択した中でソフトコンパウンドの装着を決断。5ラップ目までトップを走り、0.410秒差の2位に入り、3戦連続5度目の表彰台を獲得。
フリー走行4で左手小指を負傷した7番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、5.259秒差の3位に入り、2戦連続7度目の表彰台を獲得。
ウォームアップ走行で3番手だったポールポジションのマルク・マルケスは、1ラップ目に5番手に後退。5ラップ目に3番手まで挽回したが、1分56秒前半のペースを維持できず、10.454秒差の4位。表彰台を逃したのは、転倒リタイヤを喫した昨年6月の第5戦イタリアGP、失格となった10月の第16戦オーストラリアGPに続き、3度目となった。
3番グリッドのアンドレア・イアンノーネは、2番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾとのバトルをゴールラインまで繰り広げて、最高峰クラスでの最高位タイとなる5位に進出。8番グリッドのステファン・ブラドル、10番グリッドのアレイシ・エスパルガロ、4番グリッドのブラドリー・スミス、14番グリッドのアルバロ・バウティスタがトップ10入り。
ウォームアップ走行で15番手だった16番グリッドの青山博一は、15番グリッドのスコット・レディングと13番グリッドのミケーレ・ピロを追走して13位。
9番グリッドのポル・エスパルガロと11番グリッドのカル・クラッチローは転倒リタイヤを喫した。
チャンピオンシップは、ポイントリーダーのマルケスとランク2位のペドロサとのギャップが77ポイント差に縮まった。
次戦イギリスGPは、シルバーストンで29日に開幕、31日に決勝レースが行われる。
ダニ・ペドロサ(MotoGP 優勝)
「優勝することができてとてもハッピーです。今年は初優勝までが、厳しい道のりでした。しかし、今日はチーム全員にとって喜べる一日になりました。彼らが喜んでいる顔を見るのは、とてもうれしいことです。ベストリザルトを得るために常に全力を尽くしてきましたが、いつもそういうリザルトを得られるわけではないし、今日の優勝はとてもうれしいです。今年は、マルクという強力なライバルがいます。そして、すべてのレースですばらしいレースをしてきました。彼にとってはいい一日にはならなかったと思いますが、我々は全力を尽くしました。勝利することはチームにとってすばらしいことです」
マルク・マルケス(MotoGP 4位)
「今日はマシンがベストな状態ではなく、快適に走ることもできませんでした。それは、自分のミスでもチームのミスでもなく、土曜日までとは同じフィーリングにならなかったということです。今日の4位で、もうだれも連勝記録のことは言わなくなるし、ある意味、肩の荷を降ろせた気持ちです。今日は優勝争いには加われませんでしたが、4位をキープすることは、チャンピオンシップを考えれば、とても重要なことでした。今日は13点という貴重なポイントを獲得しました。最も重要なのは、何勝したかではなく、タイトルを獲得することです。次戦も全力で挑みます」
カテゴリー: F1 / MotoGP