MotoGP
マルケスが3番手スタート。予選、決勝に向けて順調にセットアップを進める
終日、青空が広がった第13戦サンマリノGPのフリー走行は、ディフェンディングチャンピオンのマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、FP1、FP2ともにタイヤテストに集中し、3番手で初日を終えた。2週間前の公式テストで2番手タイムだったマルケスは、この日、公式テストのデータをもとにセットアップに取り組んだ。

FP1では前後にミディアムタイヤを、FP2ではフロントにハード、リアにソフトを装着し、決勝を想定したハイペースで連続ラップを刻んだ。ベストタイムは3番手だったが、2年ぶり3回目のサンマリノGP制覇に向けて着実に前進した。

2年連続表彰台獲得を目指すカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、グリップ不足に苦しみ、12番手で初日を終えた。グリップをうまく引き出せなかったクラッチローは、FP1、FP2ともにタイヤテストに集中。車体のセットアップに取り組んだが、なかなかフィーリングを改善することはできなかった。しかし、初日のデータを生かし、2日目のフリー走行、予選で、タイム短縮とポジションアップに挑む。

中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、リアのグリップ不足に苦しんで14番手だった。中上はコーナーの立ち上がりで苦戦してタイムロス。特にセクター2のタイムロスがラップタイムとポジションに大きく影響した。2日目のフリー走行と予選では、セクター2の改善に全力を尽くす。

ケガから復帰して2戦目を迎えるホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)は、FP1からFP2にかけて1秒以上のタイム短縮に成功し、17番手で初日を終えた。前戦イギリスGPに比べて、オランダGPで傷めた背中の痛みが和らいできたこともタイム短縮につながった。徐々にではあるが、本来の走りに近づいてきたことを感じさせる一日となり、土曜日の予選、決勝の走りに期待が膨らんだ。

マルク・マルケス(MotoGP 3番手)
「今日はそれほど悪くありませんでした。テストのときと同じように今日もヤマハ勢が強く、特にクアルタラロとビニャーレスがいい走りをしていました。ここミサノでテストをしているので、全体的にレベルの高い一日となりました。僕たちも引き続き、一生懸命仕事に取り組み、細かい部分を改善できるように解決策を探しています。いつものようにコンパウンドの異なるタイヤを試すなどして、時間を最大限活用して一日を過ごしました。今日の仕事に満足しています」

カル・クラッチロー(MotoGP 12番手)
「みんなと同じようにグリップに苦戦しています。マルクのようにマシンのフィーリングを改善しなければいけません。ケガから復帰して完調ではないホルヘもいい走りをしていました。今のところ、タイヤもマシンもいいフィーリングがつかめていません。マシンのセッティングが自分の求めるフィーリングと違うのかもしれず、その部分を改善しなければなりません。ベストを尽くしていますし、チームもがんばっています。今日はいろいろなことにトライしてくれました。昨年に比べるとグリップがとても低く、昨年のようにはうまく曲がれません。今は苦戦していますが、ベストを尽くします」

中上貴晶(MotoGP 14番手)
「今日はリアのグリップに苦しみました。特にセクター2でタイムをロスしました。セクター2は、コーナーが2つしかない区間ですが、8コーナーの立ち上がりで0.2秒ほどロスしています。その結果、セクター2はほとんど最後尾タイムなので、明日に向けてこの部分を改善しなければいけません。明日も午前と午後では、路面のコンディションが大きく変わると思うので、まずはFP3でダイレクトにQ2進出を果たし、厳しい戦いが予想される午後の予選に挑みたいです。想定する走りができれば8番手前後はいけると思うので、それ以上を目指します」

ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 17番手)
「今日は満足のいく仕事ができました。特にFP2は一歩前進することができました。シルバーストーンのときと比べたらトップとの差は少し縮められたし、痛みも少なくなっています。今日のようなコンディションで、リアグリップを改善できたことはとても有意義なことです。明日は全体的なペースを改善し、前とのギャップをもっと縮めて前進したいです」

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カテゴリー: F1 / MotoGP