【MotoGP】 ホンダ:第12戦 イギリスGP 初日レポート
MotoGP 第12戦イギリスGPのフリー走行は、終日、青空が広がる絶好のコンディションの中で行われ、ホームグランプリに闘志を燃やすカル・クラッチロー(LCR Honda)がトップタイムをマーク。地元ファンの期待に応えた。
カル・クラッチロー午前中に行われたFP1では2分02秒769で3番手だったが、午後に行われたFP2では約1.8秒タイムを短縮する2分00秒897でトップに浮上。昨年の大会ではポールポジション(PP)を獲得して地元ファンを大いに喜ばせた。今年も2年連続PP獲得に向けて大きく前進した。
FP1、FP2ともにセッション終盤までトップタイムをマークしたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、最終的に5番手で初日を終えた。全体的には好調な一日となったが、午後のセッション開始直後に転倒を喫したことで、メニューをすべて消化することができまなかった。セカンドマシンでセットアップを進めたマルク・マルケスは、タイムを上げようとした際に2度目の転倒を喫したことで5番手に終わった。しかし、MotoGPクラスでは、過去4年で3度のPP獲得。今年はカル・クラッチローとのPP争いはもちろんのこと、2年ぶり4度目のPP獲得が期待される。
チームメートのダニ・ペドロサは、年々荒れる路面のバンプに手こずり、タイムを更新することができなかった。問題点がハッキリしているため、2日目のフリー走行と予選でバンプの対策に集中していく。
ジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は新品タイヤでのアタックがうまくいかず18番手、チームメートのティト・ラバトは21番手だったが、土曜日のフリー走行、予選に向けて手応えある一日になった。
カテゴリー: F1 / MotoGP
カル・クラッチロー午前中に行われたFP1では2分02秒769で3番手だったが、午後に行われたFP2では約1.8秒タイムを短縮する2分00秒897でトップに浮上。昨年の大会ではポールポジション(PP)を獲得して地元ファンを大いに喜ばせた。今年も2年連続PP獲得に向けて大きく前進した。
FP1、FP2ともにセッション終盤までトップタイムをマークしたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、最終的に5番手で初日を終えた。全体的には好調な一日となったが、午後のセッション開始直後に転倒を喫したことで、メニューをすべて消化することができまなかった。セカンドマシンでセットアップを進めたマルク・マルケスは、タイムを上げようとした際に2度目の転倒を喫したことで5番手に終わった。しかし、MotoGPクラスでは、過去4年で3度のPP獲得。今年はカル・クラッチローとのPP争いはもちろんのこと、2年ぶり4度目のPP獲得が期待される。
チームメートのダニ・ペドロサは、年々荒れる路面のバンプに手こずり、タイムを更新することができなかった。問題点がハッキリしているため、2日目のフリー走行と予選でバンプの対策に集中していく。
ジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は新品タイヤでのアタックがうまくいかず18番手、チームメートのティト・ラバトは21番手だったが、土曜日のフリー走行、予選に向けて手応えある一日になった。
カル・クラッチロー(MotoGP 1番手)
「今日の出来には満足しています。タイヤはすべてのオプションを試しました。最後はユーズドのフロントを使い続けたので、新品のソフトリアタイヤを使うのは少し危険でしたが、明日の午前中のセッションで、コース上にオイルがまかれたり、タイムが出なかったりなど、なにが起こるかは分からないので、トップ10に入るためにそれを使いました。いつものようにチームはとてもいい仕事をしています。ベストを尽くしていますし、今日はトップタイムでした。シルバーストンは、何カ所かのコーナーの路面が再舗装され、かなりよくなっています。残りもすべて再舗装してほしいですね。そうすればみんなもっと楽になります。問題は、F1が使うサーキットはどこも1年以内にバンピーになるということです。オーガナイザーの心配も理解できます。明日もいい一日になることを願っています」マルク・マルケス(MotoGP 5番手)
「FP2の序盤の転倒で少し計画が変わりました。転倒は完全に自分のせいです。シルバーストンで太陽が見られたので、タイヤは冷えていましたが、少し自信を持ちすぎたようです。この転倒で、セットアップが全く違うセカンドマシンを使わなければならなくなりました。セットアップを合わせながら、いいベースを見つける努力をしました。しかしあまり快適にはならず、うまく走ることができませんでした。そしてプッシュしようとしたら、再び転倒してしまいました。苦戦はしていますが、いいリズムを見つけることができましたし、上位のライダーたちとそれほど離れていないのでよかったです。明日はフロントの感触を上げるためのアイディアがいくつかあるので、タイヤの選択よりもその部分に集中して取り組みたいです」ダニ・ペドロサ(MotoGP 17番手)
「今日は両セッションともにサスペンションのセットアップに苦しみ、バンプで安定性を見つけることができず、難しい一日になりました。挙動が激しく、マシンをうまくコントロールできず、そのため速く走ることができませんでした。チームとともに解決策を見つけなくてはいけません。明日も引き続き取り組んでいきます。簡単なことではありませんが、これまでポジティブなレースをしてきたので、ベストを尽くし同じレベルになるようにがんばります」ジャック・ミラー(MotoGP 18番手)
「このサーキットでは加速が少し足りない気がしますが、全体的なマシンの感触はかなりポジティブです。難しいのは最初のセクターですが、高速の切り返しはうまく機能しています。新品のソフトリアタイヤでポテンシャルを引き出すことはできませんでしたが、単独走行で自己ベストラップを出すことができましたので、今日のスピードには満足しています」ティト・ラバト(MotoGP 21番手)
「今日のシルバーストンの天候にはとても驚かされました。とてもいいコンディションで、とても走りやすかったです。今日はとてもポジティブでした。というのも今朝はソフトリアタイヤを使う必要もなく、午後のセカンドプラクティスではハードリアタイヤで自己ベストラップを刻めました。まだポテンシャルをフルに発揮していない状態です。FP2ではソフトのリアタイヤを試しましたが、クリーンラップが取れませんでした。以前よりも今日はかなり速く周回できたので、明日が楽しみです」カテゴリー: F1 / MotoGP