MotoGP
イタリアGPからの連戦となったMotoGP 第7戦カタルニアGPのフリー走行は、朝方まで降った雨の影響で、午前中はウエットからドライへ。午後は青空が広がり、ドライコンディションで行われた。その中でマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、午前、午後ともにトップタイムをマーク。今季2勝目に向けて好スタートを切った。

ウエットコンディションで始まった午前中のセッションでは、マルク・マルケスは路面が乾くまでピットで待機。セッション終盤に5ラップを周回し、ただ一人1分45秒台をマークした。

ドライコンディションになった午後のセッションでは、1分44秒台へとタイムを上げ、2番手以下に0.405秒差をつける好走で初日を終えた。

そのあと、ダブルイエローフラッグが提示されている区間で十分に減速しなかった5人のライダーのトップタイムがキャンセルとなり、順位に変更があった。マルケスのトップタイムもキャンセルとなったが、セカンドベストでも2番手に0.222秒差をつけてトップタイムをキープし、初日を終えた。

チームメートのダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は8番手で初日を終えたが、マルク・マルケス同様に、イエローフラッグ無視のペナルティでトップタイムがキャンセルとなった。しかし、6番手につけていたティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)や、7番手のヨハン・ザルコ(ヤマハ)のトップタイムがキャンセルとなったことで、ペドロサは1つポジションをアップし、7番手で初日を終えた。

対照的に6番手で予選を終えていたティト・ラバトは、トップタイムがキャンセルされたことで20番手へとダウン。前戦イタリアGPに続き、好調な走りを見せているだけに、2日目はタイムの短縮とポジションアップに期待がかかる。

午前のセッションで、新設されたシケインと従来からあるF1のシケインを間違えて走行したジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は17番手。カル・クラッチロー(LCR Honda)は、5コーナーで転倒を喫したことが影響して19番手で初日を終えた。

マルク・マルケス (MotoGP 1番手)

「今日はマシンの感触がかなりよかったです。2週間前にここで行ったテストのときから、すでにいいベースのセットアップがありました。午後のセッションでは、マシンを少し調整しました。でも結局、テストのときのセットアップに戻しました。新品タイヤで走った最後のスティントはかなりよかったです。明日はミシュランのハードタイヤを試すのを楽しみにしています。そしてレースに向けてどれがベストなのかを考えたいです。というのも、決勝は気温が上がり、タイヤにとって厳しくなることが予想されるからです。今日と同じレベルをキープできるようにがんばります。新しいコースレイアウトは、以前の自然なレイアウトとは違いますが、結局は同じサーキットですし、おもしろさは変わりません」

ダニ・ペドロサ (MotoGP 7番手)

「今日は少し不思議な1日でした。路面コンディションはテストのときとかなり変わっていて、難しかったです。もしかしたら午前中に降った雨の影響かもしれません。明日はフィーリングとタイヤライフを改善しなければなりません。レースに向けて、これがとても重要になります。このサーキットはカレンダーの中で最も難しいサーキットの1つなので、明日の一番の目標はセットアップに取り組み、タイヤの安定性とラップタイムを改善することです。新しいシケインは、転倒するとマシンがコース上に横たわるという危険性があります。前回のムジェロでは、セーフティ・コミッション・ミーティングでこのことについて話しているので、まずは様子を見たいです。とにかくここのシケインは低速なので、危険性は低いと思います」

ジャック・ミラー (MotoGP 17番手)

「今日の天気はあまり助けになりませんでした。コースを間違って数周走ってしまったときも、あまり変わりはありませんでした。午後は正しいコースを走りましたが、簡単ではなかったです。数週間前のテストを走っていないので、どこにバンプがあるのか分かりませんでした。FP2ではバンプを吸収するために、サスペンションとフロントタイヤに取り組みました。バンプは新しいシケインができる前から問題でした。正直、新設されたシケインはあまり好きではありません。安全性を高めるために取り入れられたことは理解していますが、純粋にライディングの面から考えると、昨年まで走っていた方がいいと思います。みんなにとっても残念なことです。マシンはムジェロのときよりもいい感触がありますが、明日はどれだけギャップを縮められるかがんばりたいです」

カル・クラッチロー (MotoGP 19番手)

「ほかのライダーに後ろについてほしくなかったので、アウトラップはゆっくり走りました。そのため、フロントタイヤが十分に温まらず、転倒してしまいました。ハードのフロントタイヤはテストで使い、ここではうまく機能することが分かっていましたが、スピードが出ている区間だったので、正直、痛かったです。とてもいいペースがあっただけに、残念です。今日は中古タイヤですばらしいフィーリングがありましたが、そのあと、新品のタイヤを使ったら転倒してしまいました。明日の午前中に前進して、戦闘的になれることを願っています」

ティト・ラバト (MotoGP 20番手)

「数週間前にいいテストを行い、今日はマシンのフィーリングを改善することができました。テストのときよりも速く走ることができたので、とてもポジティブなスタートとなりました。日曜日のレースに向けて、セットアップは非常に重要です。ここはグリップがよくありません。天気予報ではとても暑くなりそうなので、なるべくリアタイヤを持たせることが重要です。速いペースを維持することは簡単ではありませんが、今回もトップ10に近づけると思います」

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