MotoGP:スズキ、負傷したジョアン・ミルの代役に渡辺一樹を起用
スズキは、MotoGP 第13戦オーストリアGPの決勝レースで転倒した際に右足首を骨折し、靭帯を損傷したことから15日間の安静が必要なジョアン・ミルの代役として、来週末にミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで開催される第14戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPに渡辺一樹を起用すると発表した。

渡辺一樹は、2008年と2009年にワイルドカードとして日本GPの『250cc』に参戦。2010年にはレーシング・チーム・ジャーマニーから『Moto2』に4戦(アラゴンGP/日本GP/マレーシアGP/オーストラリアGP)に参戦した経験があり、今年は全日本選手権と世界耐久選手権に参戦している。

渡辺一樹
「最初にジョアンが怪我から早く回復することを願います。彼は注目に値する素晴らしいライダーで、直ぐにトラックに戻って来ることを願っています。ミサノで代役をするという電話をもらったときはとても嬉しく、『MotoGP』バイクをトライすることは素晴らしいこと。良いパフォーマンスができるように全力を尽くし、このチャンスを与えてくれたチームに恩返しがしたいです」

リビオ・スッポ(チームマネージャー)
「ジョアンがミサノで走れないことを大変残念に思い、一刻も早い回復を願います。一方で、渡辺一樹を我々のチームに迎えることを嬉しく思います。彼はスズキでの経験が豊富で、全日本でストロングなシーズンを過ごしており、数週間前の鈴鹿8時間耐久レースでは3位を獲得しました。『GSX-RR』は非常に異なる挑戦となりますが、彼が経験を最大限に活かせるように我々は全力を尽くします」

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カテゴリー: F1 / MotoGP