MotoGP:ホンダ 2022年 第13戦 オーストリアGP 予選レポート
MotoGP 第13戦オーストリアGPの3回目のフリー走行と予選が行われたレッドブル・リンクは、雲の多い一日となったが、すべてのセッションがドライコンディションで行われた。
初日は不安定な天候だったが、この日は完全なドライコンディション。午前中に行われた3回目のフリー走行は、予想通り、一気にタイムは上がり、トップから1秒差に19台という大接戦となった。その接戦の中でホンダ勢はトップ10に入れず、Q1からQ2を目指すことになった。
しかし、15台が出走したQ1もトップから8番手までが0.5秒差という大接戦。その中で中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)がトップから0.159秒差の4番手、ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)が0.244秒差の5番手、そして8番手には、トップから0.578秒差でステファン・ブラドル(Repsol Honda Team)、Q1でセッション開始早々に転倒したアレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)は最下位15番手という結果だった。
Q1からQ2に進出するためには上位2番手までに入らなくてはならず、この時点でホンダ勢のグリッドは確定しました。中上14番手、ポル・エスパルガロ15番手、ステファン・ブラドル18番手、アレックス・マルケスは25番手。ホンダ勢にとっては、今大会も厳しい予選となったが、ホンダ勢は限界まで挑み、ベストを尽くした。
苦戦した要因の一つは、コーナーの立ち上がりでスピニングに苦しんだこと。この区間のタイムロスがポジションに影響した。
その中でホンダ勢トップの中上貴晶は、3回目のフリー走行では一時4番手までポジションを上げたが、セッション終盤には12番手までポジションダウン。その結果、Q1からの予選となり、Q1では15台中4番手。Q2進出には、わずか0.040秒届かなかった。中上貴晶は明日のウォームアップで最後の調整を行い、今季ベストに挑む。
エスパルガロもQ2進出まで0.125秒届かず。今年の厳しい戦いを実感させるQ1となった。そして今季ベストの18番手につけたブラドルも、Q2進出まで0.459秒差。最下位25番グリッドに終わったアレックス・マルケスは、決勝に向けて重要なセッションとなるFP4で13番手につけているだけに、他のHonda勢同様、追い上げのレースが期待される。
中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)
「FP3でベストを尽くしましたが、10番手の選手とわずか0.047秒差。Q1でもベストを尽くしましたが、0.040秒差でQ2進出を逃しました。もう少しだったので残念です。でもベストは尽くせたし、決勝に向けてのレースペースもいいので、決勝では追い上げのレースに挑みます。まだ、マシンで理解しなければならないことや小さな改善点があるので、明日のウォームアップで最後の調整を行い、決勝に挑みます。レースがとても楽しみです。いい結果を残せることを願っています」
ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)
「今回も難しい土曜日になりましたが、いつものように全力でプッシュしました。今日のHonda勢トップはタカでした。僕たちより少し速かったです。お互い限界に近い走りをしていたと思います。しかし、現状、トップグループにはいないのでウォームアップで前進しなければなりません。特にスピニングの改善に取り組む必要がありますが、レースは接戦となると思うのでとても楽しみです。グリッドに並び、いつものようにベストを尽くします」
ステファン・ブラドル(Repsol Honda Team)
「これまで経験してきたようなリザルトですが、僕はどんどん速くなっています。引き続きこの調子で明日も全力で戦い、ポイント獲得を目指します。まだやらなければならない仕事があります。トラックは今のところ僕の味方をしてくれませんが、それは仕方ありません。明日はスタートから激しいバトルになると思います。1周目が特に重要になります。明日何ができるか考えてがんばります。そしてミサノのことも考えてレースを戦いたいです」
アレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)
「今日はとてもポジティブな日でした。それは、リザルトではなく、フィーリングと我々が取り組んだ仕事に関してです。持っていたすべての洞察力とインフォメーションを使いました。引き続き仕事に取り組む必要があります。今日は予選でミスをしたのでチームに謝らなければなりません。このようなミスはいけません。転倒でアタックラップを1周もできなかったのでチームに謝りたいです。でも明日へ向けてとてもいいレースペースがあります。それはFP4で見せることができました。とても自信があります。ペースに取り組み続ける必要があります。明日はいいスタートを切り、最後まで110%でがんばります」
カテゴリー: F1 / MotoGP
初日は不安定な天候だったが、この日は完全なドライコンディション。午前中に行われた3回目のフリー走行は、予想通り、一気にタイムは上がり、トップから1秒差に19台という大接戦となった。その接戦の中でホンダ勢はトップ10に入れず、Q1からQ2を目指すことになった。
しかし、15台が出走したQ1もトップから8番手までが0.5秒差という大接戦。その中で中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)がトップから0.159秒差の4番手、ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)が0.244秒差の5番手、そして8番手には、トップから0.578秒差でステファン・ブラドル(Repsol Honda Team)、Q1でセッション開始早々に転倒したアレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)は最下位15番手という結果だった。
Q1からQ2に進出するためには上位2番手までに入らなくてはならず、この時点でホンダ勢のグリッドは確定しました。中上14番手、ポル・エスパルガロ15番手、ステファン・ブラドル18番手、アレックス・マルケスは25番手。ホンダ勢にとっては、今大会も厳しい予選となったが、ホンダ勢は限界まで挑み、ベストを尽くした。
苦戦した要因の一つは、コーナーの立ち上がりでスピニングに苦しんだこと。この区間のタイムロスがポジションに影響した。
その中でホンダ勢トップの中上貴晶は、3回目のフリー走行では一時4番手までポジションを上げたが、セッション終盤には12番手までポジションダウン。その結果、Q1からの予選となり、Q1では15台中4番手。Q2進出には、わずか0.040秒届かなかった。中上貴晶は明日のウォームアップで最後の調整を行い、今季ベストに挑む。
エスパルガロもQ2進出まで0.125秒届かず。今年の厳しい戦いを実感させるQ1となった。そして今季ベストの18番手につけたブラドルも、Q2進出まで0.459秒差。最下位25番グリッドに終わったアレックス・マルケスは、決勝に向けて重要なセッションとなるFP4で13番手につけているだけに、他のHonda勢同様、追い上げのレースが期待される。
中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)
「FP3でベストを尽くしましたが、10番手の選手とわずか0.047秒差。Q1でもベストを尽くしましたが、0.040秒差でQ2進出を逃しました。もう少しだったので残念です。でもベストは尽くせたし、決勝に向けてのレースペースもいいので、決勝では追い上げのレースに挑みます。まだ、マシンで理解しなければならないことや小さな改善点があるので、明日のウォームアップで最後の調整を行い、決勝に挑みます。レースがとても楽しみです。いい結果を残せることを願っています」
ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)
「今回も難しい土曜日になりましたが、いつものように全力でプッシュしました。今日のHonda勢トップはタカでした。僕たちより少し速かったです。お互い限界に近い走りをしていたと思います。しかし、現状、トップグループにはいないのでウォームアップで前進しなければなりません。特にスピニングの改善に取り組む必要がありますが、レースは接戦となると思うのでとても楽しみです。グリッドに並び、いつものようにベストを尽くします」
ステファン・ブラドル(Repsol Honda Team)
「これまで経験してきたようなリザルトですが、僕はどんどん速くなっています。引き続きこの調子で明日も全力で戦い、ポイント獲得を目指します。まだやらなければならない仕事があります。トラックは今のところ僕の味方をしてくれませんが、それは仕方ありません。明日はスタートから激しいバトルになると思います。1周目が特に重要になります。明日何ができるか考えてがんばります。そしてミサノのことも考えてレースを戦いたいです」
アレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)
「今日はとてもポジティブな日でした。それは、リザルトではなく、フィーリングと我々が取り組んだ仕事に関してです。持っていたすべての洞察力とインフォメーションを使いました。引き続き仕事に取り組む必要があります。今日は予選でミスをしたのでチームに謝らなければなりません。このようなミスはいけません。転倒でアタックラップを1周もできなかったのでチームに謝りたいです。でも明日へ向けてとてもいいレースペースがあります。それはFP4で見せることができました。とても自信があります。ペースに取り組み続ける必要があります。明日はいいスタートを切り、最後まで110%でがんばります」
カテゴリー: F1 / MotoGP