MotoGP:ホンダ 2022年 第7戦 フランスGP 予選レポート
MotoGP - 初日のフリー走行で苦戦したホンダ勢は、予選でも思うようにタイムを更新できず、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)、ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)、中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が揃って4列目から決勝に挑むことになった。
午前中に行われたFP3は、気温16℃、路面温度17℃で、このコンディションではマルク・マルケス4番手、中上7番手、ポル・エスパルガロ9番手と3人ともにトップ10入りを果たしダイレクトでQ2進出を果たした。
しかし、気温27℃、路面温度が35℃まで上昇したQ2では、3選手ともにFP3のベストタイムを更新できず、ポジションを落とした。
ホンダ勢トップのマルク・マルケスは、前戦スペインGPから引き続き、まだ完全ではない右腕と右肩のパワーを温存するための走りとしているが、FP3ではファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)をピタリとマークしてベストタイムを更新し、決勝に向けて期待を膨らませた。
しかし、FP4で転倒を喫し、その結果、予選Q2では、一台のマシンしか使えず、加えて、高い気温と路面温度のためにタイヤのパフォーマンスを十分に発揮できず、完ぺきな予選とはならなかった。前戦スペインGPでマルク・マルケスは、予選5番手から3位争いのグループに加わって4位でフィニッシュしている。今大会も予選10番手から表彰台獲得を目指し全力を尽くす。
マルク・マルケスに僅差で続いたポル・エスパルガロもFP3で転倒を喫し、ややリズムを崩した。そして、気温と路面温度が上がった予選Q2ではタイヤのパフォーマンスを十分に活かすことができず、セッション終盤にはスロー走行していたライダーと接触したことで思うようにタイム短縮を果たせなかった。
中上貴晶もフリー走行では7番手タイムをマークしたが、気温と路面温度が上がったQ2ではリアタイヤのサイドグリップに苦しんで思うようにタイムを更新できまなかった。
中上貴晶は、前戦スペインGPでは今季ベストの7位でフィニッシュしたが、その後に行われた公式テストで転倒して左ヒザを負傷。今大会は完全な体調ではないが、ダイレクトでQ2進出を果たし、12番グリッドを獲得する熱走を見せた。
チームメートのアレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)は、フリー走行では22番手。予選Q1では今大会ベストの1分31秒763をマークしたが、セッション11番手に終わり、21番グリッドが確定した。決勝日は雨の予報なので、雨のレースに強いアレックス・マルケスの追い上げが期待される。
マルク・マルケス(Repsol Honda Team)
午前中のフィーリングとペースは悪くありませんでした。このセッションでは、クアルタラロについていきましたが、フィーリングはよかったですし、スピードもありました。午後は暖かくなり、FP4はマシンのフィーリングがそれまでとはやや異なりました。このセッションでは自分のライディングに取り組みましたが、小さな転倒をしてしまいました。そして、予選は新品タイヤで走りましたが、スピードもフィーリングもよくありませんでした。理由を解明しなければなりません。いつもなら、そのときのコンディションにうまく合わせることができるのですが、今日はそれができませんでした。でもラップチャートを見ると、それほど離れていないので、セカンドグループで戦えると思います」
ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)
「今日は厳しい一日でした。特に気温が上がった午後は、午前中と同じようなスピードを出すのに苦戦しました。午前中のFP3では、転倒してもQ2へダイレクトで進むことができました。午後は難しくなることは分かっていました。予選では、最後のラップでヨハンが走行ラインにいて、パフォーマンスを最大限発揮することができませんでした。明日はいいスタートを切ることが重要です。ロングストレートではポジションを上げるポテンシャルがあります。セカンドグループで戦うことが目標です」
中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)
「FP3はいいラップタイムをマークして7番手で終えることができました。そのためダイレクトでQ2進出を果たしましたが、気温が高くなった午後の予選Q2では、リアタイヤのサイドグリップに悩まされ思うようにタイムを更新することができませんでした。明日は雨が降る予報なので、朝のウォームアップでいくつかのことを試し、レースに備えたいです」
アレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)
「今日の結果にはあまり満足していません。でもマシンのフィーリングを再び掴むことができたのはとても重要です。予選は悪くありませんでしたが、Q1はみんなが本当に速くて、すばらしいタイムが出ていました。僕はあまり速いラップタイムを出すことができませんでしたが、フィーリングと自信は戻ってきました。明日はウオームアップでリズムを改善し、レースではいいスタートを切って、今日の予選のように100%でがんばります」
カテゴリー: F1 / MotoGP
午前中に行われたFP3は、気温16℃、路面温度17℃で、このコンディションではマルク・マルケス4番手、中上7番手、ポル・エスパルガロ9番手と3人ともにトップ10入りを果たしダイレクトでQ2進出を果たした。
しかし、気温27℃、路面温度が35℃まで上昇したQ2では、3選手ともにFP3のベストタイムを更新できず、ポジションを落とした。
ホンダ勢トップのマルク・マルケスは、前戦スペインGPから引き続き、まだ完全ではない右腕と右肩のパワーを温存するための走りとしているが、FP3ではファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)をピタリとマークしてベストタイムを更新し、決勝に向けて期待を膨らませた。
しかし、FP4で転倒を喫し、その結果、予選Q2では、一台のマシンしか使えず、加えて、高い気温と路面温度のためにタイヤのパフォーマンスを十分に発揮できず、完ぺきな予選とはならなかった。前戦スペインGPでマルク・マルケスは、予選5番手から3位争いのグループに加わって4位でフィニッシュしている。今大会も予選10番手から表彰台獲得を目指し全力を尽くす。
マルク・マルケスに僅差で続いたポル・エスパルガロもFP3で転倒を喫し、ややリズムを崩した。そして、気温と路面温度が上がった予選Q2ではタイヤのパフォーマンスを十分に活かすことができず、セッション終盤にはスロー走行していたライダーと接触したことで思うようにタイム短縮を果たせなかった。
中上貴晶もフリー走行では7番手タイムをマークしたが、気温と路面温度が上がったQ2ではリアタイヤのサイドグリップに苦しんで思うようにタイムを更新できまなかった。
中上貴晶は、前戦スペインGPでは今季ベストの7位でフィニッシュしたが、その後に行われた公式テストで転倒して左ヒザを負傷。今大会は完全な体調ではないが、ダイレクトでQ2進出を果たし、12番グリッドを獲得する熱走を見せた。
チームメートのアレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)は、フリー走行では22番手。予選Q1では今大会ベストの1分31秒763をマークしたが、セッション11番手に終わり、21番グリッドが確定した。決勝日は雨の予報なので、雨のレースに強いアレックス・マルケスの追い上げが期待される。
マルク・マルケス(Repsol Honda Team)
午前中のフィーリングとペースは悪くありませんでした。このセッションでは、クアルタラロについていきましたが、フィーリングはよかったですし、スピードもありました。午後は暖かくなり、FP4はマシンのフィーリングがそれまでとはやや異なりました。このセッションでは自分のライディングに取り組みましたが、小さな転倒をしてしまいました。そして、予選は新品タイヤで走りましたが、スピードもフィーリングもよくありませんでした。理由を解明しなければなりません。いつもなら、そのときのコンディションにうまく合わせることができるのですが、今日はそれができませんでした。でもラップチャートを見ると、それほど離れていないので、セカンドグループで戦えると思います」
ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)
「今日は厳しい一日でした。特に気温が上がった午後は、午前中と同じようなスピードを出すのに苦戦しました。午前中のFP3では、転倒してもQ2へダイレクトで進むことができました。午後は難しくなることは分かっていました。予選では、最後のラップでヨハンが走行ラインにいて、パフォーマンスを最大限発揮することができませんでした。明日はいいスタートを切ることが重要です。ロングストレートではポジションを上げるポテンシャルがあります。セカンドグループで戦うことが目標です」
中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)
「FP3はいいラップタイムをマークして7番手で終えることができました。そのためダイレクトでQ2進出を果たしましたが、気温が高くなった午後の予選Q2では、リアタイヤのサイドグリップに悩まされ思うようにタイムを更新することができませんでした。明日は雨が降る予報なので、朝のウォームアップでいくつかのことを試し、レースに備えたいです」
アレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)
「今日の結果にはあまり満足していません。でもマシンのフィーリングを再び掴むことができたのはとても重要です。予選は悪くありませんでしたが、Q1はみんなが本当に速くて、すばらしいタイムが出ていました。僕はあまり速いラップタイムを出すことができませんでしたが、フィーリングと自信は戻ってきました。明日はウオームアップでリズムを改善し、レースではいいスタートを切って、今日の予選のように100%でがんばります」
カテゴリー: F1 / MotoGP