ドゥカティ MotoGP
MotoGP第3戦のアメリカGPが、テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で開催され、ドゥカティチームのアンドレア・ドヴィツィオーゾとホルヘ・ロレンソは、それぞれ6位と9位でこのラウンドを終えた。

ドヴィツィオーゾは予選7番手、3列目からのスタートとなった。オープニングラップ終了時点で8位、その後、チームメイトを含めて二人をオーバーテイクして6位にポジションを上げた。ドヴィツィオーゾは、ゴールまでこの順位を維持してチェッカーを受けた。

ロレンソは予選6番手。ドヴィツィオーゾよりひとつ前の2列目から スタートした。オープニングラップ終了時点ではグリッドと同じ順位をキープしていたが、2周目にドヴィツィオーゾにパスされた。18周目まで7位を走行していたものの、終盤にイアンノーネ(アンドレア:スズキ)とペトルッチ(ダニーロ:プラマック・ドゥカティ)にかわされ、9位でゴールラインを通過した。

第3戦終了時点で、ドヴィツィオーゾは30ポイントを獲得してライダーズ・ランキング4位。ロレンソは12ポイントで13位につけている。

2017年シーズン最初のヨーロッパ・ラウンドとなる第4戦スペインGPは、5月5日〜7日にヘレス・サーキットで開催される。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04) 6位

「厳しい週末だった。レースを含めて、一度も期待したペースで走れなかった。自分自身の期待が高かっただけに悔やまれる。いずれにしても、マシンの限界を引き上げて、どのサーキットでもライバルと互角に走れるようになるには、やるべき仕事が山積していることが再確認された。」

ホルヘ・ロレンソ(Ducati MotoGPチーム #99) 9位

「フリー走行や予選のパフォーマンスからすれば、今日は予想以上に走れた気がする。当然だが、目標はもっと高いので、この順位では到底満足できないが、このレースでわずかでも前進できたという実感はある。フロントタイヤにグレイニングが発生して、ドヴィツィオーゾについて行けなくなるまでは、まずまず想定どおりのレースだった。タイヤトラブルさえなかったら、ドヴィツィオーゾの次にフィニッシュできていたはずだ。終盤にはこの問題が更に悪化して、イアンノーネやペトルッチにオーバーテイクされて、順位を2つ落とすことになった。」

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カテゴリー: F1 / MotoGP