メルセデスF1、中国出身の崔原溥(13歳)と育成ドライバー契約
メルセデスF1は、中国出身の13歳の崔原溥(ツイ・ユエンプー/Cui Yuanpu)と育成ドライバー契約を結んだことを発表した。

6歳からカート競技を行っている崔原溥は、2020年に複数の勝利を表彰台を獲得して成功を収めた後、2021年はKart Republicチームに所属し、OKジュニアクラスの多数のカートカテゴリーに参戦している。

崔原溥は、ウィリアムズF1のジョージ・ラッセルを筆頭とするメルセデスF1のジュニアプログラムに加わり、中国人初のF1ドライバーを目指すことになる。

メルセデスF1の育成ドライバーには、F3のフレデリック・ヴェスティ、フォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパポール・アロン、カーターのアレックス・パウエルとアンドレア・キミ・アントネッリといったドライバーが所属している。

メルセデスF1でドライバー育成部門のアドバイザーを務めるグウェン・ラグルーは「崔原溥をメルセデスファミリーの若手ドライバープログラムの最新メンバーとして迎えることに非常に興奮している」は語った。

「我々は、様々な国のバックグラウンドを持った若いドライバーたちがモータースポーツの階段を上って行くことをサポートすることに誇りを持っている。原溥は、これまでのカートのキャリアのなかで素晴らしいポテンシャルを示し、我々の関心を引いた」

「彼は中国カート界で最高の才能の持ち主だ。これまで中国出身のF1ドライバーは誕生していないので、原溥の成長を見守り、レース界でランクを上っていく手助けをすることを楽しみにしている」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1