メルセデスF1、新型コロナに声明「レースは娯楽であり不可欠ではない」
メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、F1およびモータースポーツファンに公開書簡を発表。新型コロナウイルスの前では“レースはエンターテインメントであるが、決して不可欠なものではない”ことを思い出させた。

F1は新型コロナウイルスの世界的な大流行によってメルボルンで開幕戦オーストラリアGPの中止(延期)を決定。その後、F1モナコGPの中止を含め、開幕から7戦の中止・延期が決定した。

トト・ヴォルフは、すべての関係者が団結して“今後の課題を乗り換えられる”と主張した。

「親愛なるモータースポーツファンへ。我々全員がレースを愛している。シルバー、レッド、ピンク、イエロー、オレンジ、ブルーのどれをサポートしルカに関わらず、我々を結びつけているのはレースへの情熱だ。そのため、新しいキャンペーンに向けて何ヶ月も懸命に努力した後、シーズンが始まったばかりで、F1なしの数か月を過ごす見通しにがっかりしているかもしれない」

「結局、我々は全員が、エンジンの轟音を聞き、最も洗練されたマシンに完全な限界までプッシュされ、世界で最高のドライバーあらゆる手段をつくして戦うのを見ることを楽しみにしてきた」

「それでも、レースはエンターテイメントであることも認識しなければならない。我々はレースを愛しており、そのことを非常に真剣に受け止めている。しかし、すべてを考慮すれば、決して不可欠なものではではない。だが、我々のファン、チームメンバー、そして、社会全体の健康と幸福は不可欠だ」

「チームとして、そしてスポーツとして、人々を安全に保ち、ウイルスが広がるリスクを最小限に抑えるために、できる限りのことをしなければならない。昨日行われた決定を完全にサポートする。F1、FIA、地元のプロモーター、仲間のチームと緊密に協力して、今後数か月のスポーツのベストな答えを見つけていく」

「3月と4月にすべてのチームのファクトリーが3週間閉鎖される。夏のシャットダウン期間を早めることで、8月の週末をさらに空けることができる。この週末は、延期されたいくつかのレースの開催に使用できる。シーズンが始まったらアクション満載の週を提供できることを願っている。もちろん、我々は忙しい週の間に同僚の健康を確保するために彼らの面倒を見ていく」

「最高の状態では、スポーツは単に楽しませるだけでなく、我々を結びつける力を持っている。我々の多くは、家族や友人とテレビやトラックでレースを見たという素晴らしい思い出を持っていえう。今後数週間、その団結は、我々の家庭、そして、公共から離れて祝われるのが一番だ。直接のコンタクトではなく、ビデオ通話やソーシャルメディアを介してね」

「今後数週間および数か月で、新しい課題に適応する必要があるが、同じエネルギーと決意を持ってそれらに取り組んでいく。我々は沈黙するのではなく、創造性を受け入れ、プラットフォームを使用してF1コミュニティで前向きな発言をしていく。あなた、我々のファン、チームメイト、パートナー、そして、ライバルのため、我々が力合わせてこの先のそれらの課題を乗り越えていく」

「安全を守り、専門家のアドバイスに従い、距離を保つようにしてください。そして、手を洗い続けてください!」

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カテゴリー: F1 / メルセデス