メルセデスF1 「自分たちの正しさを証明するためにアブダビに臨む」
メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、前戦ブラジルGPでの信頼性トラブルと信頼性ミスはチームにとって良い学習経験であり、自分たちの正しいを証明するために最終戦アブダビGPに臨むと語る。

トト・ヴォルフが不在のなかで迎えたF1ブラジルGPでは、バルテリ・ボッタスのF1パワーユニットに信頼性問題が発生してリタイア。また、ルイス・ハミルトンもピットストップのタイミングで判断を誤り、勝利のチャンスを逃すことになった。

「ブラジルは我々にとって期待外れレースだった。コース上で最速のクルマではなかったし、自分たちのミスによって多くのポイントを失った。信頼性とレース中の決断の両方の点で、それらを繰り返さないために何がうまくいかなかったかを分析した。チーム全体にとって良い学習経験であり、長期的には我々をより強くするレースだった」とトト・ヴォルフはコメント。

「ブラジルの不振は、自分たちの正しさを証明とともにアブダビに向かうことを意味する。ヤス・マリーナはここ数年、我々にとって良いサーキットであり、同じように続けられるように強くプッシュしていく。このレースは、W10の記録にもう1つの勝利を追加する最後の機会であり、冬休み前にファンのために素晴らしいショーを行うもう1つの機会だ。戦いを楽しみにしている。F1ではそれが最後リザルトと同じくらい良いことを知っているからね」

「今シーズンは我々にとって本当にジェットコースターのようだっただった。素晴らしいコース上のバトルを目にし、競争を愛してきた。トップに立ち、ダブルタイトル6連覇を達成してF1の歴史書にメルセデスの名前を刻むことができたことを非常に誇りに思っている」

「その一方で、あまりにも多くの友人に別れを告げなければならなかった非常に厳しい年だった。チャーリー、ニキ、アントワーヌ、そして今年悲劇的にチームの重要なメンバーが亡くなったことで大きな打撃を受けた。ニキは、メルセデスに我々が決して置き換えることのできない空虚を残した。インスピレーションの源として、理性の声として、しかし、最も重要なのは偉大な友人として。ニキ、あなたが誇りに思うことを願っている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / F1アブダビGP