メルセデス
ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は、レッドブルからメルセデスに対してパワーユニット供給のための“正式な問い合わせ”はなかったと主張する。

昨年、レッドブルは、ルノーノパワーユニットの信頼性とパフォーマンス不足に不満を抱き、契約を解消しようとした。
代わりにレッドブルは、支配的なメルセデスのパワーユニットであるPU106Bを獲得しようと試みた。

当初、メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、そのような計画に前向きだったが、最終的にメルセデスは直接のライバルにパワーユニットを供給することを拒否した。

その決定は、契約が合意に達したと考えていたバーニー・エクレストンさえも驚かせた。

供給を拒絶した理由についてディーター・ツェッチェは「彼らは決して正式な問い合わせをしてこなかった」と La Gazzetta dello Sport にコメント。

「議論はあったが、公式なリクエストはなかった」

その後、レッドブルは、フェラーリとホンダにも供給を求めたが、成立はしなかった。

レッドブルは今年もルノーのパワーユニットを使用するが、新たなスポンサーであるダグ・ホイヤーのブランドが掲げられる。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / レッドブル・レーシング