マクラーレン MCL33 : 新車発表 ドライバー&チーム首脳のコメント
マクラーレンは23日(金)、2018年のF1世界選手権を戦うマシン『MCL33』を発表。マクラーレンの伝統カラーである“パパイヤオレンジ”のカラーリングを復活させた。
ホンダとの不遇の3シーズンを終え、マクラーレンは今年からルノーのF1パワーユニットを搭載。昨年、レッドブルが3勝を挙げた実績のあるパワーユニットで2012年以来となる優勝を目指す。
マクラーレンはイギリス国籍のチームだが、チーム設立当初は創設者ブルース・マクラーレンの母国ニュージーランドのナショナルカラーリングであるオレンジのカラーリングを採用。“パパイヤオレンジ”に塗られたマクラーレンのCan-AmとF1カーは、フェラーリが自身のレースカーを識別するために赤を採用したのと同じように、マクラーレンのシグネーチャーカラーとして認識されていた。
その伝統カラーを復活させたマクラーレン MCL33には、チームの今シーズンにかける意気込みを込められている。
フェルナンド・アロンソ
「僕の冬はいつもより幾分短く感じられた。すでに24時間レースのコックピットに乗っているし、何度かスポーツカーのテストをしているからね! とは言え、3か月ぶりにF1カーに乗るのを本当に楽しみにしている。新しいクルマを見て、本当に興奮を感じている。でも、不安はある。このクルマがチームにとってどれくらい重要なものかを知っているし、とにかく僕たち全員が期待している結果を出せることを願っている。昨年のシャシーの強みを発揮して、改善されたルノーのパワーユニットと結びつけることができれば、僕たちは一歩前進を果たせると持っている。クルマはとても格好いいのは確かだし、考え抜かれていると思う。新しいカラーは本当に素晴らしいルックスだし、本当に目を引く。今はとにかくクルマに乗りたいね!」
ストフェル・バンドーン
「新車の到着は、常にシーズンで最も緊張するエキサイティグな瞬間のひとつだ。これはマクラーレンの全員にとって重要なクルマだ。僕たち全員がどれくらい成功しているかを知っているし、来週テストを開始したときにどれくらいうまく機能するかを見ることを熱望している。僕としては、安定したプラットフォームでシーズンをスタートすることができ、素早く、容易に開発していけることを本当に願っている。スムーズな冬季テストの数週間を過ごして、シーズにむけて自信を感じてオーストラリアに向かえれば素晴らしいだろう。冬の間はずっとハードにトレーニングを積んできたし、コクピットに戻るための準備は万全だと感じている。体調はいいし、集中している。僕たちはとても実りのある冬を過ごして、とても有能な新車を設計したと思うので、リラックスもしている。テストに入るのが待ち遠しい」
ザク・ブラウン (マクラーレン エグゼクティブディレクター)
「マクラーレンチームは勇敢なパイオニアによって生み出され、それ以来、その中核に勇敢さを持ってきた。勇敢なドライバー、勇敢なリーダー、どんな勇敢な運勢であっても、このチームは常に戦ってきた。2018年は運勢を向上させ、マクラーレンが上位に近づき、上位のチームやドライバーと戦う1年になると見ている。我々には素晴らしいチーム、ルノーという新しいエンジンパートナーがいるし、新たな素晴らしいパートナーシップたちがいる。エアゲイン、CNBC、デル・テクノロジーズ、キモア、ペトロブラスのすべてがマクラーレンファミリーに歓迎されている。今年のパパイヤオレンジのカラーリングの復活は単に感情的な決定ではない。ファンの声を聴き、彼ら、そして、F1コミュニティ全体とより深いかかわりを構築していることを実証している。我々はマクラーレンがトラック内外でリスペクトされることを望んでいるし、今回はその良いスタート地点だと感じている。我々はそれがファンやパートナーであるかに関わらず、このチームが特別であることを皆に示したい。この旅には多くの伸び白がある」
エリック・ブーリエ (マクラーレン レーシングディレクター)
「チーム全体がこのクルマを誇りに感じていると思う。デザイン、エンジニアリング、空力部門は、非常に短期間で新しいパワーユニットを搭載した新車を届けるために素晴らしい仕事をしてくれた。我々は決して簡単なルートを選んだり、プロセスやソリューションの近道を見ようとはしなかった。その結果、クルマは非常に整然とした、しっかりと決定づけられたクルマに仕上がっている。とは言え、我々は幻想は抱いていない。覇権を破るのは難しいことだろう。ミッドフィールドでも潤沢な資金を持ち、経験豊富なチームがたくさんいることが証明されている。我々はチャレンジについて謙虚ではあるが、準備は万全だと感じている。我々にはシーズンの進行とともに築き上げることができる確固たるパッケージがある。そして、レースで違いを生み出せる二人の優秀なドライバーがいる。マクラーレンの全員がピュアでシンプルなレーサーだ。我々はプッシュしていくつもりだし、これまでより激しくレースをしていくつもりだ」
シェイク・モハメド・ビン・イーサ・アール・ハリーファ (マクラーレン 執行会長兼執行委員会代表)
「MCL33はマクラーレンの新たな章の幕開けとなる。我々の感情に訴える歴史をしっかりと取り入れながら、未来へと導く役割も果たしている。我々はここ数年、厄介なことに直面してきたかもしれないが、このチームは全てのチャレンジからより強くなって戻ってくることを改めて実証している。そして、2018年にその変化を示すのはクルマの色だけではない。マクラーレンで働くすべての人々に存在する決意とコミットメントが詰まっている。我々は上位に返り咲くためにこれまでよりも強く戦っていく。また、シャンドン、NTTコミュニケーションズ、ヒルトン、リシャールミル、ノートンローズフルブライト、SAP、そして、全てのオフィシャルパートナーとサプライヤーを含む、長期的なパートナーたちの忠実なサポートがあることも認識している。我々には強力なリーダシップ、経験豊富で才能のある人材、新しいパートナー、クルマに乗るモチベーションが高くエキサイティングなレーサーがいる。我々はレースをする準備ができている」
マンスール・オジェ (マクラーレン 執行委員会メンバー)
「今年、マクラーレンはコース上で自らを再確立させることが不可欠だ。コース外で我々はこれまでと同様に力強く仕事をしてきた。今年のクルマは素晴らしチームワークと努力の結晶であり、我々はそれを非常に誇りに思っている。これまでのように、この猛烈なチームは自らを推進し続けている。マクラーレン全員のミッションに対する絶え間ないコミットメントを称賛したい。マクラーレンのグランプリカーに1960年代に参戦していたクラシックなパパイヤオレンジのカラーリングを復活させることができたのは素晴らしいことだ。素晴らしいルックスであり、我々が新シーズンに挑むことを恐れないスピリットを本当に強調している。チームとして、我々は常に勇敢さを持ってベストを尽くしてきた。これは不屈の精神を示すもうひとつの例だと思う」
マクラーレン MCL33 画像
ホンダとの不遇の3シーズンを終え、マクラーレンは今年からルノーのF1パワーユニットを搭載。昨年、レッドブルが3勝を挙げた実績のあるパワーユニットで2012年以来となる優勝を目指す。
マクラーレンはイギリス国籍のチームだが、チーム設立当初は創設者ブルース・マクラーレンの母国ニュージーランドのナショナルカラーリングであるオレンジのカラーリングを採用。“パパイヤオレンジ”に塗られたマクラーレンのCan-AmとF1カーは、フェラーリが自身のレースカーを識別するために赤を採用したのと同じように、マクラーレンのシグネーチャーカラーとして認識されていた。
その伝統カラーを復活させたマクラーレン MCL33には、チームの今シーズンにかける意気込みを込められている。
フェルナンド・アロンソ
「僕の冬はいつもより幾分短く感じられた。すでに24時間レースのコックピットに乗っているし、何度かスポーツカーのテストをしているからね! とは言え、3か月ぶりにF1カーに乗るのを本当に楽しみにしている。新しいクルマを見て、本当に興奮を感じている。でも、不安はある。このクルマがチームにとってどれくらい重要なものかを知っているし、とにかく僕たち全員が期待している結果を出せることを願っている。昨年のシャシーの強みを発揮して、改善されたルノーのパワーユニットと結びつけることができれば、僕たちは一歩前進を果たせると持っている。クルマはとても格好いいのは確かだし、考え抜かれていると思う。新しいカラーは本当に素晴らしいルックスだし、本当に目を引く。今はとにかくクルマに乗りたいね!」
ストフェル・バンドーン
「新車の到着は、常にシーズンで最も緊張するエキサイティグな瞬間のひとつだ。これはマクラーレンの全員にとって重要なクルマだ。僕たち全員がどれくらい成功しているかを知っているし、来週テストを開始したときにどれくらいうまく機能するかを見ることを熱望している。僕としては、安定したプラットフォームでシーズンをスタートすることができ、素早く、容易に開発していけることを本当に願っている。スムーズな冬季テストの数週間を過ごして、シーズにむけて自信を感じてオーストラリアに向かえれば素晴らしいだろう。冬の間はずっとハードにトレーニングを積んできたし、コクピットに戻るための準備は万全だと感じている。体調はいいし、集中している。僕たちはとても実りのある冬を過ごして、とても有能な新車を設計したと思うので、リラックスもしている。テストに入るのが待ち遠しい」
ザク・ブラウン (マクラーレン エグゼクティブディレクター)
「マクラーレンチームは勇敢なパイオニアによって生み出され、それ以来、その中核に勇敢さを持ってきた。勇敢なドライバー、勇敢なリーダー、どんな勇敢な運勢であっても、このチームは常に戦ってきた。2018年は運勢を向上させ、マクラーレンが上位に近づき、上位のチームやドライバーと戦う1年になると見ている。我々には素晴らしいチーム、ルノーという新しいエンジンパートナーがいるし、新たな素晴らしいパートナーシップたちがいる。エアゲイン、CNBC、デル・テクノロジーズ、キモア、ペトロブラスのすべてがマクラーレンファミリーに歓迎されている。今年のパパイヤオレンジのカラーリングの復活は単に感情的な決定ではない。ファンの声を聴き、彼ら、そして、F1コミュニティ全体とより深いかかわりを構築していることを実証している。我々はマクラーレンがトラック内外でリスペクトされることを望んでいるし、今回はその良いスタート地点だと感じている。我々はそれがファンやパートナーであるかに関わらず、このチームが特別であることを皆に示したい。この旅には多くの伸び白がある」
エリック・ブーリエ (マクラーレン レーシングディレクター)
「チーム全体がこのクルマを誇りに感じていると思う。デザイン、エンジニアリング、空力部門は、非常に短期間で新しいパワーユニットを搭載した新車を届けるために素晴らしい仕事をしてくれた。我々は決して簡単なルートを選んだり、プロセスやソリューションの近道を見ようとはしなかった。その結果、クルマは非常に整然とした、しっかりと決定づけられたクルマに仕上がっている。とは言え、我々は幻想は抱いていない。覇権を破るのは難しいことだろう。ミッドフィールドでも潤沢な資金を持ち、経験豊富なチームがたくさんいることが証明されている。我々はチャレンジについて謙虚ではあるが、準備は万全だと感じている。我々にはシーズンの進行とともに築き上げることができる確固たるパッケージがある。そして、レースで違いを生み出せる二人の優秀なドライバーがいる。マクラーレンの全員がピュアでシンプルなレーサーだ。我々はプッシュしていくつもりだし、これまでより激しくレースをしていくつもりだ」
シェイク・モハメド・ビン・イーサ・アール・ハリーファ (マクラーレン 執行会長兼執行委員会代表)
「MCL33はマクラーレンの新たな章の幕開けとなる。我々の感情に訴える歴史をしっかりと取り入れながら、未来へと導く役割も果たしている。我々はここ数年、厄介なことに直面してきたかもしれないが、このチームは全てのチャレンジからより強くなって戻ってくることを改めて実証している。そして、2018年にその変化を示すのはクルマの色だけではない。マクラーレンで働くすべての人々に存在する決意とコミットメントが詰まっている。我々は上位に返り咲くためにこれまでよりも強く戦っていく。また、シャンドン、NTTコミュニケーションズ、ヒルトン、リシャールミル、ノートンローズフルブライト、SAP、そして、全てのオフィシャルパートナーとサプライヤーを含む、長期的なパートナーたちの忠実なサポートがあることも認識している。我々には強力なリーダシップ、経験豊富で才能のある人材、新しいパートナー、クルマに乗るモチベーションが高くエキサイティングなレーサーがいる。我々はレースをする準備ができている」
マンスール・オジェ (マクラーレン 執行委員会メンバー)
「今年、マクラーレンはコース上で自らを再確立させることが不可欠だ。コース外で我々はこれまでと同様に力強く仕事をしてきた。今年のクルマは素晴らしチームワークと努力の結晶であり、我々はそれを非常に誇りに思っている。これまでのように、この猛烈なチームは自らを推進し続けている。マクラーレン全員のミッションに対する絶え間ないコミットメントを称賛したい。マクラーレンのグランプリカーに1960年代に参戦していたクラシックなパパイヤオレンジのカラーリングを復活させることができたのは素晴らしいことだ。素晴らしいルックスであり、我々が新シーズンに挑むことを恐れないスピリットを本当に強調している。チームとして、我々は常に勇敢さを持ってベストを尽くしてきた。これは不屈の精神を示すもうひとつの例だと思う」