マクラーレン パト・オワードを再び母国F1メキシコシティGPのFP1に起用

26歳のメキシコ人ドライバーであるオワードは、10月24日(金)にアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで行われる母国GPのFP1で、マクラーレンのMCL39をドライブする予定となっている。
これは、F1とインディカーを並行して走る彼にとって、さらに貴重なF1走行の機会となるだけでなく、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリというフルタイムドライバーに対するセットアップ面でのサポートも担うことになる。
オワードは過去数年にわたり、アブダビGP(2022年・2023年)と昨年のメキシコGPでもマクラーレンのマシンでFP1に出走しており、今回の走行もリザーブドライバーとしての継続的な役割の一環として行われる。
「また母国レースでFP1を走れるのは本当に楽しみだ」とオワードは語った。
「昨年のメキシコシティのファンは信じられないほど素晴らしかったし、チームが用意してくれたプログラムをしっかりやり切れたのはとても良い経験だった。今年もまた走れるのが嬉しいし、ザク(・ブラウン)、アンドレア(・ステラ)、そしてチーム全員と一緒に仕事ができるのが楽しみだ」

マクラーレンF1代表のアンドレア・ステラも以下のようにコメントしている。
「2025年メキシコシティGPのFP1において、パト・オワードがMCL39をドライブすることを発表できて嬉しい。彼にとって貴重な走行時間になる」
「昨年の貢献も高く評価しており、インディカー・シリーズでの彼のパフォーマンスも引き続き印象的だ。だからこそ、FP1に適任のドライバーだと考えている。パトにとっても経験を積む機会になるし、我々のリザーブドライバーとしての準備にもつながる」
またマクラーレンは、今シーズン残る3回の若手起用義務(年間2回/レギュラードライバーごと)のFP1枠については「追って発表する」としている。
F1の規定では、すべてのフルタイムドライバーは、F1決勝を2戦以下しか経験していない“ルーキー”に対して、シーズン中に2回はFP1枠を譲ることが義務づけられている。
カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム