マクラーレン CYVNホールディングスがムムタラカットから全所有権を取得 / F1
CYVNホールディングスがムムタラカット社と拘束力のない合意を結んだことで、マクラーレン・グループの自動車部門の管理はバーレーンからアブダビに移行する可能性が出てきた。

この合意が成立すれば、アブダビ政府が所有する株式投資会社であるCYVNが自動車事業とマクラーレン・グループの非支配株を完全に管理することになる。

バーレーンの政府系ファンドであるムムタラカット・ホールディング・カンパニーは、2007年に創業者のロン・デニス氏とマンスール・オジェ氏から株式を購入して投資家となり、その後着実に投資額を増やし、今年初めにマクラーレンの完全支配権を握った。

バーレーンの政府系ファンドであるムムタラカット・ホールディング・カンパニーは、2007年に最初の投資家となってから創設者のロン・デニスとマンソール・オジェからマクラーレンはの株式を購入し、その後時間をかけて投資を徐々に増やした結果、今年初めにがマクラーレンの全権を掌握した。

3月の買収以来、ムムタラカットは現在コンストラクターズ選手権で首位に立つマクラーレンF1チームを運営する英国の高級自動車メーカーに外部投資を求めていると報じられている。

「バーレーン王国の政府系ファンドであるバーレーン・ムムタラカット・ホールディング・カンパニー BSC(c)『ムムタラカット』と、スマートかつ先進的なモビリティソリューションへの投資を行うアブダビを拠点とする投資会社『CYVNホールディングス LLC』は、マクラーレンのさらなる成長に向けた潜在的なパートナーシップの可能性を探るための拘束力のない合意を締結したことを本日発表した」と火曜日に発表されたプレスリリースには記載されている。

「この潜在的な提携により、CYVNホールディングスはマクラーレン・グループの非支配株に加えて、マクラーレンの自動車事業の全所有権を取得することになる」

「CYVNホールディングスによるこの変革的な投資により、追加の資本、高度なエンジニアリングの専門知識、そして特に電気自動車の分野における先進技術へのアクセスが可能になる。CYVNホールディングスの異業種にわたる経験、高度に専門化されたチーム、そしてNIO Inc.、Forseven、ゴードン・マレー・テクノロジーズへの既存の戦略的投資も、マクラーレンの製品戦略を補完し強化する潜在的な相乗効果をもたらす」

「このパートナーシップは、エリートモータースポーツにおけるマクラーレンの非常に成功したトラックレコードを基盤とし、世界30地域に110を超える販売店のネットワークを拡大しながら、世界で最も名高い高性能車両のラインナップを成長させることを目指す」

「また、この取引は、ポートフォリオの最適化、強化、成長を図り、持続可能な長期的な財務的リターンを実現するというムムタラカットの戦略とも一致する」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム