マクラーレン 「ライバルF1チームがミニDRSに気を取られているのは朗報」
マクラーレンのF1チーム代表であるアンドレア・ステラは、ライバルチームがマクラーレンのリヤウィングの合法性に注目していることで「気が散っている」と語った。

アゼルバイジャングランプリの週末に、高速走行中にマクラーレンのリアウィングがたわむ様子が撮影された後、チームはリアウィングのデザイン変更に同意した。

先週のレースが行われたバクーよりも最高速度が大幅に低いシンガポールのようなトラックでは、ウィングがたわむことによるチームの利益は大幅に減少する。それでも、ランド・ノリスがマクラーレンを今週末のレースのポールポジションに導いた後、ステラはマクラーレンがウィングを修正したことで何も失っていないと主張した。

「その影響はまったくゼロだ。今日、それを目の当たりにしたと思う」とステラは予選後にスカイに語った。

「我々にとっては、ライバルたちがこうしたある意味で気を取られていることは良いニュースだ。なぜなら、それは彼らが自分自身に集中していないことを意味するからだ。我々にとっては、ただのアドバンテージだ」

フェラーリのF1チーム代表であるフレデリック・バスールは、マクラーレンのリヤウイングがルールに準拠しているかどうかは「微妙なライン」だと述べた。また、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表も、FIAがマクラーレンにその使用を許可し続けるかどうか疑問を呈している。

しかし、ステラは「これは誰かが声を上げただけのことで、まったく問題ない」と述べた。

「ウイングは合法だ」と彼は強調した。「特に話題になるようなことではない。ただの噂話だと思うが、みんな何かしらの噂話を探しているようだ」

「それはいいことだ。我々にとってはいいことだ。自分たちに集中し、地に足をつけて、アップグレードを提供し続ける。それが我々の仕事だ。そして、コース上での会話はそれからだ」

ポールポジションを獲得した後、ノリスは自分の車は感触が良かったと語った。

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / F1シンガポールGP