マクラーレン ムムタラカットがF1チームを含む完全所有権を取得との報道
バーレーンの政府系ファンドであるムムタラカットが、F1チームを含むマクラーレン・グループの完全所有権を取得することで合意したと報じられている。

Sky Newsによると、早ければ今週中にも発表されるかもしれないこの取引で、マクラーレンの株式20%が新たな契約に転換され、バーレーンがグループの唯一の株主となるという。

マクラーレン・レーシングには独自の外部株主がおり、F1、インディカー、エクストリームE、フォーミュラEの事業をカバーする子会社となっている。

マクラーレンがハイブリッド車や電気自動車の会社へと移行していく中で、これは自動車部門の相手先商標製品メーカー(OEM)との技術提携に道を開く可能性がある。

ムムタラカットはすでにマクラーレン・グループの株式60%を保有しており、今週、株主は完全な資本増強を承認した。

マクラーレン・グループのエグゼクティブ・チェアマンであるポール・ウォルシュは「資本再編の完了は、グループの継続的な変革における重要なステップであり、当社の製品提供とブランドプレゼンスを成長させるための強固な基盤を提供するものである」とコメント。

マクラーレン・グループの大株主であるバーレーン・マムタラカット・ホールディング・カンパニーの最高経営責任者、シャイフ・アブドゥラ・ビン・ハリーファ・アル・ハリーファ閣下は 「本日の発表は、当グループが世界で最も革新的で爽快なスーパーカーを設計し提供し続ける中で、最適なガバナンス構造を実現するための包括的かつ長期的な計画を、パートナーとともに真摯に進めてきたことの証しだ」と語った。

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム