マクラーレンF1代表 ノリスの挽回は「2012年バレンシアのアロンソを彷彿」
マクラーレンF1のチーム代表アンドレア・ステラは、メキシコGPでのランド・ノリスのリカバリドライバーを、2012年のフェルナンド・アロンソのバレンシアでの壮大な勝利に例えた。

ノリスはエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われたQ1で最終ラップにミスを犯して敗退。これに、時期尚早のイエローフラッグが出され、彼が改善できなかったことによってさらに状況が悪化した。

レースでは、ノリスはレース中盤の赤旗により14番手まで順位を落としたが、ダニエル・リカルドとジョージ・ラッセルを果敢にオーバーテイクするなど、見事な走りで5位でフィニッシュした。

メキシコでのレース後、ステラはノリスを称賛し、彼の走りはこれまで見た中で「最高」の1つであると宣言した。

「公平を期して言うと、彼のレースエンジニアのウィル・ジョセフが私に向かって『あれはランドの最高傑作の一つだ』と言ったとき、我々はピットウォールでまさにこの会話をしていた。私は『ウィル、あれは最高のもののひとつだよ』と言った」

「メキシコではオーバーテイクがたくさんあり、昨日の引用文を読むと誰もがパワーユニットの温度を管理しながらリフト&コーストをしなければならないなかでのオーバーテイクは非常に難しいと言っていた。とにかく感動している。私が関わったたドライバーにとって最高のレースの一つと言える」

「このレースでは2012年のバレンシアを思い出した。12位スタートで優勝したときのことだ」

「でも、今回は...ある意味で、このような傑作を目の当たりにして興奮した一方で、ランドがラップ中に言ったように、『土曜日にいい仕事をして表彰台を狙おう』という気持ちだ。表彰台を争うペースだったことがわかるだろう」

マクラーレン F1 ランド・ノリス

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