ザク・ブラウン 「アンドレッティの参入はF1にとって健全だと思う」
マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは、他の関係者の抵抗にもかかわらず、マイケル・アンドレッティが自身のチームでF1参戦を目指すことを支持していると断言した。

昨年来、アンドレッティはグリッドに並ぶために独自のF1チームを設立し、パドックを10チーム以上に拡大すること推進していることを公言した。

FIA(国際自動車連盟)もF1チームの追加を歓迎しており、今年初めに正式に関係者の募集を開始し、4月30日を期限としている。新規参入は2025年から可能だが、新しい技術規則が適用される2026年まで延期される可能性が高い。

しかし、F1の経営陣と一部のチームは、グリッドが20台以上に拡大されることを望んでおらず、そのような取引が収益分配に与える影響を懸念している。既存のF1チームの中には、新しいF1チームはこのスポーツに付加価値を与える必要があると繰り返し述べている者もいる。

AP通信の取材に応じたブラウン氏は、今後数年間にむけて「3つか4つ」の団体がF1参入の準備を進めていることを明らかにした。

明るみに出たのは、3~4チームがエントリーするということだと思う。適切な条件下でグリッドが拡大するのを見たいね」とブラウンは語った。

昨年、アンドレッティはインディアナ州に新本社を建設し、世界中のモーターレース活動の拠点とすることを目指す計画を明らかにした。

F1への参戦を目指すアンドレッティは、入札が成功した場合にキャデラックがグリッドに参加することになる取引でゼネラルモーターズと提携したことを発表したとき、注目を集めた。

ザク・ブラウンは以前からアンドレッティへの支持を表明しており、今でもその考えに変わりはないと主張する。

「我々は、私がマイケル(アンドレッティ)とキャデラックのサポーターであることはわかっているし、彼らはスポーツにとって健全だと思う」とザク・ブラウンは付け加えた。

「その考え方は、おそらく少数派だろう」

また、アンドレッティは以前、アルピーヌがグリッド入りを後押ししていることを明かしている。アルピーヌは、アンドレッティがF1参戦に成功した場合、エンジンを供給すると主張している。

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / アンドレッティ