マクラーレン
マクラーレンは、FIAがパルクフェルメ下であらゆる車高を調整するデバイスを違法としたことで、ライドハイト調整が可能とされるサスペンションの開発を中止したことを認めた。

マクラーレンのマーティン・ウィットマーシュ代表は、オーストラリアGPで、レッドブルがライドハイト調整システムを使用しているのではないかと疑っていることを認め、マクラーレンも中国GPで同じようなシステムをデビューさせるために開発を進めているとしていた。

しかしFIAは、予選と決勝の間に車高を調整することはレギュレーション違反になるとルール解釈を明確化させた。

「基本的に、我々には開発してきたシステムがあったが、今はそれを中止している」とマクラーレンのエンジニアリングディレクターであるパディ・ロウは電話会見でコメント。

パディ・ロウはまた、今回のルール解釈の明確化によってMP4-25の既存のメカニカル面が影響を受けることはないと述べた。

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーも、中国GPに持ち込むレッドブルのRB6にはマレーシアGPからメカニカル面での変更はないと語っている。

パディ・ロウは、FIAの決定により他チームで変更しなければならないマシンがあるかどうかはわからないと認めている。

「他のチームは我々よりさらに進んでいるだろうという感触を得ていた。しかし、どのチームがマシンにそのシステムを搭載していたかどうかの確証はない」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム