マクラーレンのザク・ブラウン 「F1が腐敗しているとの意見には同意できない」
マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンは、2021年のアブダビGPがF1の“腐敗”の証拠であったとの見方には同意できないと語る。

2022年のF1シーズンは間近に迫っているが、F1は、2021年のタイトル決定戦となった最終戦F1アブダビGPの終わり方の影響をまだ振り払うことができずにいる。

F1レースディレクターのマイケル・マシによる物議を醸したセーフティカーの処理が、ファイナルラップでマックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンをパスすることに直接貢献したことは事実であり、FIA(国際自動車連盟)はF1アブダビGPで何が起こったかについて調査を進めている。
メルセデスのボス、トト・ヴォルフは、それ以来沈黙を守っているルイス・ハミルトンが2022年にF1を続けるかどうかはまだ定かではないが、チームは起こったことを乗り越えることはないかもしれないと語っている。

マイケル・マシは、最終ラップでレースを再開する前に、2番手のマックス・フェルスタッペンとリーダーのルイス・ハミルトンの間の周回遅れのマシンだけどクリアした。その時点で、フェルスタッペンはピットインして新品タイヤに交換していたため、ハミルトンに成す術はなかった。

ルイス・ハミルトンは、メルセデスF1へのチーム無線で結果を「操作された」と語った。これは、F1ファンの一部が共有する意見だ。

だが、ザク・ブラウンは、不正行為があったという意見に同意しない。

「悪意のある決定ではなかったと思う。私はスポーツが腐敗していると思っている人々に同意できない」とザク・ブラウンはMotorsport-Total.comに語った。

「別の決定を下した可能性はあるか? おそらく、イエスだ。しかし、私はFIAが何を言うかを待ちたいと思っている」

F1アブダビGPについて、ザク・ブラウンは「FIAは何が起こったのか、どのように起こったのか、なぜ起こったのかを説明しなければならない」と明言したが、2022年シーズンが始まると状況は一変すると信じている。

「スポーツにおけるすべての論争と同様に、次のシーズンが始まるとすぐに傷は治り始める」と語るザク・ブラウンは、他のスポーツの「正しい場合もあればそうでない場合もある」裁定と比較し、実際には「忘れなくても過去のもの」になるだろうとした。

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カテゴリー: F1 / マクラーレン