マクラーレンF1、MCL35で空力コンセプト変更も「父親はMCL34」
マクラーレンF1のテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、2020年F1マシン『MCL35』がコンプトを変更したにも関わらず、前年マシン『MCL34』が“父親”だと語る。

マクラーレン MCL35は、昨年序盤に加入したチームプリンシパルのアンドレアス・ザイドルととも加入したジェームス・キーが開発を監督する最初のマクラーレンとなる。

ジェームス・キーは、技術規則が大幅には変更されていないため、マクラレーン MCL35は前年マシンの進化版とみなしているが、フロントウイングから始まり、サイドポッド周りのタイトなパッケージング、ギアボックス、リアサスペンションなど、マシン全体が変更されている。

今週初めのライバルチームが発表した新車を注視していたというジェームス・キーは、今シーズンは多くのチームがリアをタイトに引き締める傾向にあると感じていると語る。

「昨年のMCL34から学んだことに沿って目指した新しいコンセプトにより、ボディワークを含めたいくつかのエリアを変更している。サイドポッドの幅が非常に狭い傾向にあるボディワークは、パッケージングにおいてかなりの課題となっている。その哲学に合ったギアボックスも同じような課題だった」とジェームス・キーは語る。

「後部ではサスペンションの多くの作業があり、コックピット後方は以前とは大きく異なっている。同様にフロント周りは新車でしか実現できなかった多くのテクノロジーが採用されている」

「とは言え、すべては昨年学んだことがすべてベースとなっている。MCL34はまだこのマシンの父親であり、昨年学んだことを進めた。そして、MCL34のジオメトリーでは解放する機会はないと感じていたものを追加した」

ジェームス・キーは、MCL35がメルセデス、フェラーリ、レッドブル・ホンダとギャップを縮めることができること願っていると語る。

「どこに進む必要があるかを把握する必要があるので、作業するためのターゲットを設定する必要がある。そのうちのひとつは上位に立つことだが、我々が今いる位置と比較すればそれは大きなステップだ」

「一年でそれができれば大感激だが、大きな一歩だ。昨年学んだことに基づいた特定の目標があった。昨年は本当に対処したい弱点を見つけた。そして、それらの弱点のいくつかはより大きな3つのチームを見た場合、我々が競合するチーム間で非常に類似ているものであることがわかった。そのため、その種のエリアを詳細に調査し、そこでいくつかの進歩を果たした」

「中期的な目標は、我々のポジションを維持し、願わくば少しギャップを縮め、それを土台にすることだと思う。その場所にいることができれば、現実的な目標を達成できると思う」

マクラーレンは、MCL35でマット塗装に切り替えた。ジェームス・キーは、パパイヤオレンジとブルーの配色を維持しながら、デザイン部門とマーケティング部門とで相互に決定を下したと述べた。

「本当に良いミックスだと思う。カラーとブランディングにわずかなひねりがあり、見た目は非常にきれいだ」とジェームス・キーは語る。

「技術的な利点、重量の利点、そのカラーでマシンを囲むコーティングの組み合わせがある」

「マーケティングのニーズと技術側のニーズとの密接なコラボレーションであり、満足できるソリューションを見つけられたと思う。簡単ではない旅あったが、全員にとって有益なものとなったし、非常に満足している」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / マクラーレン