F1 マクラーレン 中国GP 2018年のF1世界選手権
マクラーレンは、F1中国GPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが7位、ストフェル・バンドーンが13位でレースを終えた。

フェルナンド・アロンソ (7位)
「今回も僕たちは日曜日の方がパフォーマンスを発揮しているように思うし、ポイントが与えられるのは日曜日なのでそれは良いことだ。自分たちの側からはいいレースができたと思う」

「13番手でスタートして、1周目が終わった時点で11番手だった。1ストップ戦略だったのでセーフティカーは有利には働かなかった。僕たちはちょうどピットインを終えて、最後まで走り切るための新品タイヤに変えたばかりだったけど、セーフティカーが他の人たちにピットインのチャンスを与えてしまったからね。ハースとフェラーリとは良いバトルができた。ただし、後者のセバスチャン(ベッテル)はマシンにダメージを負ってコーナーで苦しんでいたのでフェアな戦いとは言えないけどね。彼に追いついて、あるコーナーでドアが開いていたので飛び込んだ。難しい週末の後に7位というのはチームにとって素晴らしい結果だけど、僕らに改善が必要なのは間違いない。週末はずっとペースが足りなかったし、レースでの速さも十分ではなかった。以前の年よりグランドスタンドにたくさんの人が来てくれたのは素晴らしいことだった。中国のファンに感謝だ!」

ストフェル・バンドーン (13位)
「今日は素晴らしいスタートではなかったし、オープニングラップでいくつか順位を失ってしまった。ピットストップまでに3つの堅実なオーバーテイクをしてポジションを取り戻すことができた。僕たちにとっての疑問は他のクルマとレースをしながら1ストップでいくか2ストップでいくかだった。残念ながら、僕たちの1ストップは最終的に成果を挙げなかった。他のクルマはセーフティカー中にピットインすることで恩恵を受けていたからね。最後により多くのチャンスがあるかもしれないと思ったけど、僕たちにはペースがなかったし、クルマに強いバイブレーションを感じて最後の数周は苦労した。僕たちが望んでいたような一日ではなかったけど、それでも、今日は少なくとも僕らのレースペースは予選ペースよりいいことを示せたと思う。僕たちは土曜日のパフォーマンスを改善することに懸命に取り組んでいる。バクーではもっと強い週末を過ごせることを願っている」

エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
「今日は予想していた通りに厳しいレースではあったが、それでも自分たちのファイティングスピリットを示し、より貴重なポイントを獲得することができた。フェルナンドは良いスタートを切り、3周目の終わりまでに11番手に浮上していた。セーフティカーピリオドがあったにもかかわらず、彼は周りのドライバーと比較して強力なペースを維持し、良い戦略を実行し、レース終盤には何度か勇敢なオーバーテイクを成功させて7位でフィニッシュた。もう一方のガレージに関しては、今日のストフェルには運がなかった。蹴り出しがスロースタートとなり、いくつかポジションを失った後は苦戦になった。だが、力強く対応し、何度か堅実なオーバーテイクを決めて、タイヤもうまく管理していた。ライバル勢が彼よりもフレッシュなタイヤを履いていたレースの後半では、強いバイブレーションに苦しみながらも中団で必死にバトルしていた。すべてを出し尽くして13位フィニッシュだが、彼にとっては厳しい1日だったし、バクーでは運に恵まれることを願っている。我々のタイヤマネジメントが優れたポテンシャルを示していたので、今日は2人のドライバーとも1ストップ戦略を採用することに決めた。残念ながら、セーフティカーあ少々不運だった。周りの多くのマシンがピットインするためのウインドウとして利用していたからね。それでも、我々は懸命にに戦い、チャンスをものにできることを証明し、自分たちのパッケージの強みを生かして、さらに6ポイントを加算した。これから我々は久しぶりにファクトリーに戻り、体制を整えて、バクーでの次戦に向けて準備に取り組んでいく」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / F1中国GP