F1 マクラーレン ルノーF1 バーレーングランプリ 2018年のF1世界選手権
マクラーレンのドライバーを務めるフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーン、そして、レーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、2018年のF1第2戦バーレーンGPへの意気込みを語った。

ホンダとのエンジン契約を解消して今年からルノーのF1パワーユニットを搭載するマクラーレンは、開幕戦でフェルナンド・アロンソが5位、ストフェル・バンドーンが9位とダブル入賞で好スタートを切った。

バーレーンは、マクラーレンの大株主であるマムタラカト社の拠点であり、第2のホームレースともいえるグランプリで再び上位入賞を目指す。

フェルナンド・アロンソ (マクラーレン ドライバー)
「ポジティブなシーズンのスタートを切れたことで、すでにバーレーンでクルマに戻ることに本当に興奮している。オーストラリアは僕たちにポジティブなフィーリングを与えてくれたし、この連戦にむけてその勢いを維持できることを願っている。チームが進行中のアップグレードを推し進めるためにファクトリーで懸命に作業を進めていることはわかっている。それらはシャシーとパワーユニットに関して行っている開発作業と同じように僕たちのクルマからさらなるパフォーマンスを解放するために重要なものだ。僕たちは自己満足してはいけない。バーレーンと中国の2戦はクルマに厳しいレースだし、クルマのポテンシャルを最大限に引き出すには優れた信頼性を保つことが重要だ。競争はとても激しいし、より多くのポイントを獲得するためにプッシュし続ける必要がある」

ストフェル・バンドーン (マクラーレン ドライバー)
「オーストラリアでのポジティブな週末に続いてバーレーンに向かることをとても嬉しく思う。チーム内のフィーリングはいい感じだし、僕たち全員がそれを維持するために全力を尽くしている。僕たちにはやらなければならないことがたくさんあるし、全てのレースが新たなチャレンジをもたらすことはわかっている。バーレーンは素晴らしい会場だ。2016年にリザーブドライバーとしてフェルナンドの代役でF1キャリアをスタートさせた場所だし、僕たちの株主のために重要なレースだ。天候はいいし、僕たちが訪れる多くのトラックとは違って、週末のプログラムは通常よりも遅い時間に行われる。日中から夜にかけてのレースはいつも特別な気分になるし、このグランプリをとてもユニークなものにしている。セットアップ的にオーストラリアとは非常に異なるし、エンジニアとの準備作業のために走行時間を最大限に活用したいと思っている。去年は信頼性面で多くの不運に見舞われたけど、今回はもっと運に恵まれることを願っている」

エリック・ブーリエ (マクラーレン レーシングディレクター)
「バーレーンはチーム全体にとってエキサイティングなイベントであり、マクラーレンにとって特別な会場だ。チームのオーナーシップによって第2のホームであり、我々はバーレーンのホストから常に素晴らしい歓迎を受けている。施設はワールドクラスであり、グランプリを開催するのにいとても楽しい会場だ。バーレーンと中国の連戦は非常に難しいチャレンジをもたらすし、我々の人員の大部分がその間に英国に戻ることはないので、物流とマシン開発は誰もが解決しなければならない2つの難しい問題だ。クルマの開発について言えば、我々は次の2つのグランプリにアップデートを持ち込むために懸命に作業しているし、それは我々ドライバーが良い戦いを続ける助けになるだろう。メルボルンで見たように競争は厳しい。当たり前だと考えられることは何もないが、それでも我々は過去数カ月よりも強力なパフォーマンスを発揮できることはわかっている。周りの環境も利益になるだろう。我々の主な目標はグリッドの順位をさらに上げることだし、そのためにやらなければならないことがたくさんあることはわかっている。コース上でのレースと同様に開発レースも我々の焦点だ。アルバート・パークでの結果は我々全員が必要としていた後押しになった。だが、我々はこれからも前進し、しっかりと先を見据えて、プッシュし続けなければならない」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム