F1 マクラーレン 2018年のF1世界選手権 オーストラリアグランプリ
マクラーレンのドライバーを務めるフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーン、そして、レーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、2018年のF1開幕戦オーストラリアGPへの意気込みを語った。

ホンダとのエンジン契約を解消してルノーのF1パワーユニットを搭載するという決断をしたマクラーレンにとって、今年は言い訳のできない一年になる。

プレシーズンテストでは多数の信頼性トラブルに見舞われたマクラーレンだが、開幕戦にむけてトラブルは解決できたと自信をみせている。

フェルナンド・アロンソ (マクラーレン)
「いよいよレースをする時間だ! もちろん、今年初めてのレースではない。僕はすでにデイトナで24時間レースをしているし、この先にもとても忙しいシーズンが待ち受けている。でも、開幕戦でMCL33に乗ることに本当に興奮している。僕たちのクルマは冬季テストで多くのポテンシャルを示した。まだ取り組むべきことがたくさんあることはわかっているけど、僕たちはすでにパッケージ、今年のクルマのすべての新しいエレメントの連携について多くのことを学んでいる。オーストラリアはその最初のリアルなテストだし、すべての材料をまとめるために週末を通して懸命に仕事をする必要がある。他チームがシーズン開幕戦でどのようなパフォーマンスを発揮してくるかは誰にも予測することはできないし、そのすべてが興奮に繋がっている。メルボルンは素晴らしいトラックだし、長かった冬を終えて、自分たちに何ができるかを確認するのを本当に楽しみにしている」

ストフェル・バンドーン (マクラーレン)
「メルボルンは本当にクールなシーズン開幕戦だ。1戦目は僕の誕生日に行われるし、去年はレースドライバーとしてチームとの初めてのグランプリだったので素晴らしい思い出がある。今は最初のフルシーズンを経験して、自信を感じて、リラックス、リフレッシュした気分でオーストラリアに迎えるし、再びレースをするのが待ち切れない。冬の間はすっとトレーニングを頑張ってきたし、今年の準備のためにファクトリーでエンジニアと多くの時間を費やしてきた。レギュレーションは比較的安定しているけど、学べることはまだたくさんあるし、特に僕たちのパッケージは去年とは非常に異なっている。それにHaloを搭載する最初のグランプリなのでドライバーとファンのリアクションも楽しみだ。本当に興奮している。僕たち全員にとって新しいチャレンジンのスタートだ。サーキットのコンディションに合わせてセットアップに取り組んで、その先の週末のための準備を進めるために、金曜日はすべての走行時間を最大限に生かしたい。僕たちが他チームと比較してどの位置にいるかはまだわからないので、我を忘れるようなことはないけど、やっと冬が終わって、僕たち全員が2018年のF1世界選手権がスタートすることを待ち切れないでいる」

エリック・ブーリエ (マクラーレン レーシングディレクター)
「新しいシーズン、そして、2018年はマクラーレンにとって新しいチャプターとなる。過去6ヵ月にわたり、チーム内では多くの開発が行われており、全てのものを仕上げて、メルボルンで新しいマクラーレン・ルノー MCL33がコースに出ていくのを見ることは大きい興奮と誇りをもたらす。冬季テストでは望んでいた信頼性はなかったが、すべての問題はすでにファクトリーで解決されている。開幕戦から新しいパッケージから最大のペースを引き出すために舞台裏ではあらゆる手段を講じて大量の作業が行われている。メルボルンはチーム全体がシーズンを開始するために戻るのを心から楽しみにしている会場だ。活気のある都市であり、ファンは信じられないくらい熱狂的だ。期待という点では“新学期”のような感覚であり、実際に日曜日にライトが消えるまでは誰もどのような展開になるかはわからない。我々は一晩の作業で奇跡が起こるとは思っていない。むしろその逆だ。だが、我々が今週末に全力を尽くすということだけはわかっている」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / F1オーストラリアGP